休日の惨状 | まじょねこ日記

まじょねこ日記

魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください

涼子


ryouko

今日は春だった

それでみんなで魔女に 「散歩に行きたい!」 と言った

けど、魔女は 「お昼から約束があるし、今日は日曜だから散歩はお休みでしょ」

と言って、出かけてしまった



伐  「こ~んな暖かくて天気のいい日に留守番かよ~!」


ジンジン 「窓から外を眺めてるだけじゃ、ちっとも面白くないね」


水玉 「外に出たいの? ならドアを開けてあげようか? それで洗面所

から外に行ったらいいよ」


ジンジン 「お願いしようかな!」


水玉 「お安い御用!」


インジゴ 「私はお部屋で日向ぼっこするわ。 でもなにかシーンとして

て淋しいわね・・」


ユリぼうず 「大丈夫だよ、僕、これからアニャマル プラニャト観るから

テレビつける」


インジゴ 「じゃぁ、お願い」


ジョン ブリアン 「だれもいないからテーブルにのっちゃおう! ん・・?

おら、このきかいのやり方知ってる。まじょがいつも同

じところをおしている・・ このボタン・・ おすとおんがく

がやって来るんだよね~  あら・・だめじゃん」


私  「何やってんの?」


ジョン ブリアン 「ここんとこをおすとさぁ・・ おんがくがやってくると思っ

たんだけど・・」


私  「魔女は確かにそのへんを押してるよねぇ」


ジョン ブリアンと私 「カチャカチャ、カッチャカッチャ、

ガッチャガチッヤ!!」


機械 「・・・ブチャカ、ズンチャカ、

ラッパア~、ラッパア~音譜


水玉 「何やってんだよ! うるさいじゃないか!!」


ジョン ブリアンと私 「ワ~ン!元に戻せなくなっちゃったあ~!」


ユリぼうず 「テレビが聞こえない~!!」


伐  「何とかしろよ!!」


ジョン ブリアンと私 「できないよ~あせる


伐  「こんな部屋いらんねえよ! 俺外に出るからな!」


水玉 「僕も出るよ」


伐  「ん?俺洗濯機のポッチ踏んじゃった?まあ、いいか・・」


(猫用出口はいったん洗濯機に飛び乗ってから、窓から出るのだ。 《伐》 はここで洗濯機の電源をオンにした)



水玉 「そろそろご飯の時間も近いし、帰らないか?」


ジンジン 「そうだね・・ しかしラッパ~、ラッパ~が外まで響いてるよ

       なんだか部屋に入りたくないなぁ」


伐  「もうすぐご飯なら俺も入んなきゃ。   トンッ

        ・・あれ? 俺、またポッチ押しちゃった・・」


洗濯機 「ジャ~ジャ~汗 ブ~~ン、ブ~ン、ゴォ~ン


伐  「あれ~!! 勝手に洗濯始めちゃったよ!」



魔女 「ただいまあ~・・ な、なんだこの大音響は! 

     えっ、何で洗濯機が回ってるんだ!テレビまでついて・・」


みんな 「・・・」


魔女 「な、なあ~にをやってたんだ!! おまえたちはぁー!!」


インジゴ 「魔女、じゅうたん、暖かくしておいた」


魔女 「その上・・ホット カーペットまで入れちゃってんのぉ~!!



え~・・嘘のようだけどこれは本当の話です

CDラジカセからの大音響に付いては、天窓と出窓を開け放して出かけたせいで近所中に迷惑をお掛けし、ついでに魔女の音楽の趣味までバレてしまい・・笑われました

猫は人間が思っているより利口です

やることなすこと・・見られています

特に集団になると何をしでかすか分かったものじゃありません

コンセントはすべて抜いてから出かけましょう・・

という教訓でした ハア・・

                  魔女