祟りじゃ!祟りじゃ~! | まじょねこ日記

まじょねこ日記

魔女の大切な仲間の猫たちの日常をみてください

ジンジン



jinjin07103


昨日の事だけど


魔女のケータイが壊れた


魔女は気力もなくし・・

魔女家はそんなこんなで、まったくめでたくない


もっともお風呂の件は僕らにとって好都合なんだけど

魔女家にとっては悪都合みたいだ


それで昨日魔女は、お日様がてっぺんに来た頃に

ケータイを買いに出かけた


その時の様子を一緒に行った家族②が教えてくれた



魔女 「携帯ください!」


店員 「どのような物がよろしいでしょうか?」


魔女 「安いの」


店員 「機能などのご希望は?」


魔女 「ない!安いの」


店員 「ではこちらなどはいかがでしょう?」


魔女 「もっと安いの!ネットサービスいらない、ミュージックなんかどうでもいい、ムービーだって、ましてやテレビなんて・・なんもいらない!」


店員 「それではこちらなどは・・」


魔女 「ハア~? それって年寄り用じゃん! なに? 私を敵にまわしたいの?」


店員 「い、いや・・ そんなつもりは・・」


魔女 「だったら何でそんなもの出して来る!」


店員 「すみません・・」


魔女 「安いの!安いの!型が古くてもいいから安~いの!」



店員 「ではこちらなどは・・」


魔女 「あなたさぁ、私が1万円近いお金を持ってるように見える?」


店員 「お客様、ポイントだのなんだの差し引くと¥4000ちょっとでお求めになれますが」


魔女 「あ・・ 買います! あなた良い人ね


店員 「いや、そういう訳では・・」



それで夕方くらいにやっと帰って来たと思ったら

すぐにまた出て行っちゃった


魔女は、毎年お正月の2の日の夜は 《ねこばぁ》 の所に行く

《ねこばぁ》 のB型息子さんに、お仕事の大切なお願いをしに行くんだって

頼み事をしに行っているくせに

毎年いいものをご馳走になって、お土産まで貰って返って来る


僕らは子供の頃、車のエンジンルームに潜んでこの家にやって来た 《ノーム》 という子猫によって、みんなしてダニを移され、かゆくてかゆくて体の毛が抜け落ちるという悲惨な時期があった

それを治してくれたのが 《ねこばぁ》 なんだ

だから僕らは魔女に、『 《ねこばぁ》 んちに足を向けて寝てはいけない』 って言われているんだけど

どっちが 《ねこばぁ》 んちなんだか・・・ わかんないんだよね



家では、魔女がずっといない、という理由から

《ユリぼうず》 が怒って家族①の目の前でおしっこをして叱られていた



すごく遅い時間になって、魔女が帰って来た


鼻ざとく(目ざとく)魔女からカニの匂いを嗅ぎ取って・・

怒った 《ユリぼうず》 が、魔女の前でおしっこするふりをして逃げた



それはそうと、魔女家はいつまで祟られ続けるんだろう