弐話 過去を、振り返ろう・・・
あの学校に入学する予定になってしまったので、
押入れの整理をしていた。
すると、捨てたと思っていた物、恥ずかしいものが沢山でてきた。
その中でも、一番捨てるにも捨てられなかった・・・日記。
思い出したくない過去で、
はっきりと思い出せたことなんて無くて・・・
その時の僕は、生きるか、死ぬか・・・それしか考えることができなくて。
この日記は必死で書いた、僕の・・・遺書でもあった。
思い出したくなんか、無い・・・
だけど、僕はあの学校で変わろうと前、決意したんだ。
学校にはいる前に、この春休みに、
吐き気がするけど・・・
めまいがするような感覚がするけど・・・
今、過去を振り返ろう・・・
あの7年前を・・・
続く・・・
壱話 これは、自分を変えるチャンス?
僕は、普通で平凡で、人より影が薄かった。
だから、修学旅行はいつも置いていかれたし、毎日学校には通っているはずなのに、
何故か欠席になっていることが、数回あった。
僕の弟は、僕なんかと違って天才だった。
なんでもできて、格好よくて・・・
そんな弟は、ある中高一貫のある全寮制の学校を目指していた。
その学校は、入試は国内では1位、2位を争うぐらい厳しいらしい。
それなのに、その学校がなりったっているのを不思議に思って、ネットで調べると、
入試以外にも、入学する方法があるらしい。
その方法は、学校から送られてくる封筒・・・
中には手紙と、学校の案内の冊子と入学手続きがはいっているらしい。
特別科か自分の好きな科に、はいれるらしい。
・・・その封筒が、まさか自分に送られてくるなんて。
きっと間違いだ。弟と間違えたんだ。そんなはずない。
そうだ、この学校に電話しよう。それがいい。
――5分後――
「すいません。ありがとうございました。失礼します。」
・・・ガチャ、
・・・・・間違いじゃなかった。
滅多な理由が無い限り、この誘いを断ることはできない。してはいけない。
これが、この学校から誘いを受けた人の暗黙のルール。
学校のことを伝えた弟は、
「葉、俺も頑張るから受かったら、一緒に学校いこうね!」
とさわやかに言って、部屋にこもり始めた。弟は、毎日5時間勉強、テスト前は十時間という
驚異的な勉強法をしている。ちなみに、今は入試3日前。
・・・そういえば、言うのを忘れていたけど、僕と弟は仲が悪いわけではない。
まあ、この話はまた今度。
こうして、僕はあの学校に通うことになった。
そして、僕は思った。
もしかしたら、変わるチャンスなのかも・・・と、
登場人物
どんどん増えていく可能性があります。
舞台設定:学園物(なんでもアリ)
名前と性格、特徴などを、紹介したいと思います。
※登場人物の順番と、物語に出てくる回数は関係はないです。
田崎 葉(タザキ ヨウ)
男 高校生
一番まとも。ていうか、普通、平凡。
学園内では普通すぎて、忘れられることが多く、修学旅行は行けた事が無い。
特技・・・ネットのブログでの性格の変化。
独り言の多さ。
「普通すぎて普通じゃないんだよ。彼はね・・・・」
櫻 甲斐(サクラ カイ)
男 高校生
風紀委員長。でも、すごく校則を破っている。
ピアスとか、制服改造、等々・・・、
櫻に反感をする奴はいない。というかできない。
授業中もずっと巡回と言う名の、散歩をしている。つまりただのサボり。
特技・・・裁縫。
家事全般。
「この学園の中でこの子に逆らえるなんて、精々一人しかいないよ。」
雛 津樹(ヒナ ツキ)
男 高校生
身体が弱い。学校じゃなくて、保健室に通っている。
一度復活したのだが、体育の時間に準備運動の跳躍で足を
複雑骨折してから、骨が弱いと思い込み、いまは牛乳を、毎日三リットル
飲まないと、気がすまない。
特技・・・体育(本人談)
牛乳早飲み
「彼は・・・大人しく寝てろ!!・・・って言いたくなるほど、凄くげんきだよ・・・」
田崎 流我(タザキ リュウガ)
男 中学生
葉の弟。全てが完璧。影の薄い兄を唯一見つけることができる。
仲が悪いと思いきや、悪くは無い。むしろ、良い。
過去の事故の影響で、暗闇や雷、地震などに過剰に反応する。ひどいと、発作がおこる。
「彼には、入学して欲しくなかったなぁ・・・、だってありきたりすぎるんだよねぇ、ま・・・あの子よりマシか・・・」
三月十八日 三人
三月二十一日 +一人