昨日に引き続き、西洋占星術について書いてみようと思います。
西洋占星術で使う惑星の中でも、太陽と月は、特に重要視されています。
今日は太陽と月についてのおはなしです。
ネイタルチャート(自分の生まれたときの星の配置を図にしたもの)における太陽は、生命力。
自分の本質、目的意識や、目指す場所などを表しています。
チャートの主役です。
太陽は、自分が意識的に表現し、向かっていくところです。
要素は自分の中に確かにあるけれど、それを意識して使っていかないと、輝きません。
経験や行動が、太陽を自分のものとし、輝かせていくことになります。
一方、月は心です。
月は満ち欠けしますよね。
うつろい、変化していく感情や、あなたの内面を表しています。
心地よい状態やくせなど、あなたの無意識なところ、自分の「素の状態」をあらわすのが月です。
月は意識しなくても感覚的に使える部分。
ただ、ここに頼りすぎると、自分の人生が主体的ではなくなり、結局自分を苦しめることになります(身をもって経験しました…)。
ステージ上と舞台裏のような関係が、太陽と月。
月は太陽の光を反射します。
太陽が輝いてこそ、月も美しく輝きます。
どちらが欠けても、それは完全ではありません。
女性、特に母は、月にかたよっている方が多いように思います。
私もそうでした。
思いっきり、月にかたよって生きていました。
でも、それやってると、自分もだんだん苦しくなってくるんです。
そして、ずっとそうだと、そのうち強制終了入ります。
だって、太陽を輝かせるために、私たちは生まれてきているから。
私たちは選んで生まれてきているのだから(私はそう考えています)、ネイタルチャートは自分が選んで、その配置なんです。
だから、太陽は輝かせないと!
自分の人生を生きるために。