私が中学3年生になったとき。

お父さんが千葉から大阪に転勤になった。

 

 

 

お母さんも私も、弟も妹も、

誰も引っ越したくなかったし

 

だから誰もお父さんに着いていかず、

単身赴任で大阪へ行った。

 

 

いつも仕事で不機嫌だった

お父さんがいなくなった。

 

こっちは清々するくらいだった。

 

 

 

だけど単身赴任してから1年が経つ頃、

小さい頃から親戚のように接していた

お父さんの上司のおじさんに呼ばれた。

 

 

「まいちゃん、

ちょっと話したいことがある」

 

 

珍しいなと思った。

 

迎えに来た車の中には、

おじさんの娘さん

(私のお姉ちゃんのような人)もいた。

 

 

話はお父さんのことだった。

 

 

「お父さんが一人で大変そうだから、

家族で一緒に住んであげられないか」

 

そういう相談だった。

 

 

私が知っているお父さんの姿と、

おじさんが知っているお父さんの姿は違うのだと、

そのとき初めて知った。

 

私はもっとお父さんって素っ気なくて、

家族のことなんて

全然想っていない人だと思ってた。

 

だから私は、お父さんなんて、

一人で行っちゃえって思っていて、

いなくて清々していたけど、

そのときおじさんの話を聞いて、

すぐにお母さんを説得したのだった。

 

「私たちも大阪に行こう」って。

 

 

その心変わりのきっかけが、

おじさんであったことを

私はあれから17年間黙っていたらしい。

 

 

先日お母さんお父さんとご飯に行ったとき、

偶然その話になったから話したら驚かれた。

 

 

 

 

隠してたわけじゃなくて、

おじさんに「内緒ね」って言われた気がするし、

どうだったかなうーん

 

 

とにかく言い出したら聞かない私が、

「行く」と言ったのだから、

急遽家族全員で大阪に引っ越すことになった。

 

 

そのとき私は受験生。

 

 

残り半年しかない中で、

大阪の高校を探した。

 

探すほど情報もなくて、

「行きたい」場所ではなく

とりあえず絶対受かるだろう

っていう場所に決めた。

 

 

そうして「行く」ことを決めたときに、

英語の担当の先生に、

 

「関東から大阪に行ったらいじめられるよ」

って言われたの。

 

 

え!?何でそんなこと言うの??

って思うじゃん。

 

これから行く人にそんなこと言う??

 

 

自分がどんなリアクションを

取ったのかは覚えてない。

 

だけど「そうなんだ」って思ったよね。

 

 

だってあの頃は、

今みたいにインターネットが

そこまで主流ではなかったから、

大阪がどんなところなのか知らなかった。

 

 

だから、

「関東から大阪に行ったらいじめられるよ」

という一言が私の中で、

 

大阪は”そういう場所”なのかもと、

架空のイメージを生んでしまった。

 

 

 

自分から「大阪に行こう」と

家族を説得した責任感があったのか。

 

学校でそんなことを言われたことを、

私は誰にも言わなかった。

 

 

 

そう、思い返せば私は、

結構人に何でも話している一方で、

絶対に言わないこともあるんだ。

 

 

どういうことを絶対に

言わないのか振り返ったら、

板挟みになっているときだ。

 

そういうときこそ、

誰かに打ち明ければ良いのに

誰にも言わず一人で抱えることがある。

 

 

 

 

 

 

大阪に引っ越すことになったとき、

そんなに悩んでいた記憶はない。

 

だけど、中学卒業から高校入学までの

私の心は不安定だったような気がする。

 

(だって急に家出したらしいw

限界迎えてるじゃん泣き笑い)

 

 

 

実際に大阪に行ってみたら、

明るくて優しい人たちに囲まれた。

 

だから大阪に対するイメージは、

実際行くことで消え去った。

 

 

だけど、

「大阪ってこういう場所だよ」

と言われたときの、

自分は知らないが故の何とも言えない感じ。

 

 

「言われてたのと違った」

「思ったより全然良い場所だった」

と、それが自分で体感して分かるまでの

一人で心細かったあの気持ち!
 

 

自分の目で見たわけじゃないから、

「そんなことない」とも返せなかった。

 

大阪は”そういう場所”だって聞いたから、

「やっぱり行きたくない」

と言うことも出来なかった。

 

 

「あそこはこういう場所だよ」

と断言されてしまったことで、

行く前から身構えてしまう感じ。

 

不安と怖さと責任感と、

でも新しい環境への期待と、

いろんな感情が入り混じった

複雑だったあの頃の私の心境。

 

 

 

それが今の私と

リンクしてることに気が付いた。

 

 

 

千葉から大阪に行く時の私と、

東京から壱岐島に行く今の私。

 

 

今の私も、

壱岐島のことをよく知らない。

 

 

「壱岐島ってこうだよ」

「島の人ってこうだよ」

「田舎ってこうだよ」

 

聞いた話はたくさんあった。

 

 

でも自分がそれを体験したわけじゃない。

 

だから私がその話を聞いても、

否定も肯定もできなかった。

 

 

「そうなんだ」としか言えなかった。

 

 

だけど「そうなんだ」と

自分が受け入れてしまったことで、

私の中で生まれた壱岐島のイメージがある。

 

 

実際どういう場所か知らないのに、

その先入観が気を重くさせた。

 

 

「壱岐島ってこうだよ」と聞いた話は

あくまでその人の体験であって、

自分が体験したことでないから、

毎回何とも言えなかった。

 

ただ増して行く気持ちは、

 

 

めんどくさそー🤮

 


本当のところはどうか分からないのに、

ひたすら憂鬱だけが募っていった。

 

 

3年前住んでいた友人たちが、

この3年間でどんどん島を離れて行った。

 

それぞれの理由があると思うけど、

これから行くっていうのに

めっちゃ不安なんですけど…!!

って実は思ってた。

 

 

気付けばみんないなくなっている。

知らないわけないじゃん!

 

 

壱岐島を離れた友人に

私が思い描く理想像を語ると、

「あの島では無理だよ」と言われた。

 

壱岐島でやらずに、

ハワイにしておきなよって。

 

絶対そっちの方が合ってるからって。

 

 

3年前、

「この島は良いところだよ。」

って言っていた人たちが、

この3年間で「やめたほうが良い」

って言い始めた。

 

それを聞きながら、

まじかよ・・・って思ってたよ。

 

 

 

でもこれもさ、

今の今まで誰にも言えなかった。

 

 

 

内心では、

「まじかよ」って思うし、

島を離れた人は一人じゃない。

 

みんな知り合いだから、

聞いたんだよ。

 

「どうしたの?」って。

 

理由はみんな同じ感じで、

「行くなら気をつけな」

って言われるの。

 

 

こえーーーーじゃん!

 

神々が住む島じゃないじゃん!

鬼ヶ島かよ!!!

って思ってきた笑い泣き

 

 

でもさ、言えないじゃん!

鬼に会ったわけじゃないし、

私が何かを体験したわけじゃないんだから!

 

 

私は壱岐島がハワイの

モロカイ島に似てるなと思ったから、

ここで私のハワイを作ろうって思っただけで、

聞けば聞くほど「アロハ」から遠ざかって行くガーン

 

 

沖縄の小浜島に行った時、

何で沖縄にしなかったんだって思ったよね。

 

 

 

 

自分の直感を疑った時もあった。

 

 

だけどさ、

私が壱岐島に行って

自分で感じて決めたことを、

 

誰かの話を聞いて

変更するのはあり得ない。

 

 

とはいえ複雑な心境の中、

支払いは迫ってくるし

何だかんだ滞りなく進んで行く。

 


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「壱岐島ってこういう島だよ」

と、聞き過ぎてしまったが故に

先入観がどんどん濃くなってしまって、

完成が近付くほど憂鬱になった。

 

 

 

だから今移住するのは辞めたんだ。

 

 

 

 

聞いた話ばかりが

自分の中で膨らみ過ぎて、

それがいよいよ爆発した。

 

 

めんどくさそうってか、

すでに超めんどくせーーー!!!

 

 

壱岐島を好きでも嫌いでもない今。

 

これからいくらでも好きになれるのに!

話を聞けば聞くほど、

何も知らないまま嫌いになりそうだった。

 

「もう無理だ」って思ってしまったら、

自分がやっていること全部を

ぶち壊す自分の性格を知っている。

 

だからこのままじゃいけないと思って、

少し距離を取ることにした。

 

 

人が話す壱岐島にとらわれず、

きちんと自分で壱岐島を知りに行こう。

 

噂話にとらわれにとらわれて、

ようやくそう思えた。

 

 

そう思ったら、

壱岐島での過ごし方や

感じ方も全然変わって、

 

そしてやっぱり最初に私が感じたように

とても良い島だよ。

 

 

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神々の島って呼ばれるほど、
今あそこに神様がいるかというと
私はそうは感じない。
 
 
神様って光のエネルギーだから、
それだけの純粋な信仰心が足りてないと思う。
 
神々の島を創ってきたのは、
純粋に島全域を信仰していた先住民たち。
 
彼らの霊が、今もなお、
壱岐島を守っていると思うの。
(お化けみたいな低俗な霊ではなく、
守護霊のような高貴な方々ね。)
 
 
きっと人の「神」への承認欲求が
知らずのうちに先住民たちが守っている聖地に
土足で入ってしまっているのだと思う。
 
それが、
神々の島壱岐島と呼ばれる一面と、
実際住んだ人が感じる
鬼ヶ島の一面なんじゃないかと。
 
 
私は毎回壱岐島に入るたびに
じーーっとした視線を感じるのだけど、
それが先住民の霊なのだと思ってる。
 
 
 
私は壱岐島でやりたいことがある。
 
それは自分が夢見た天国を、
あの場所から世界へ広げて行くこと。
 
 
それをするために、
存分に守られた環境を与えてもらった。
 
 
壱岐島でやりたいことをさせてもらう代わりに、
私も壱岐島の願いを叶えるつもりです。
 
 
まだ「これ!」って言えるほど
はっきりしているわけじゃないんだけど、
必ず何かやることはあるんだよね。
 
 
 

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