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🌸あなたの手作りお菓子を心に響く贈り物に
ときめきを形にするお手伝い🌸
お菓子教室Parterre（パルテール）安城
ケーキデザイナー Chiakiと申します。
ケーキ作りやお花絞りについて。
🔹お悩み解決方法
🔹お役立ち情報
等をづづっていこうと思います。
1日1花🌸
今日のお花は「ケイトウ」
野菜パウダーのビーツで白あんを着色して絞っています。
もしゃもしゃしたお花ですね。
さて最近。あるクリームでお花を絞って、
そのお花をのっける土台のロールケーキ試作に励んでます✨
その試作中に以前、ロールケーキレッスンにお越しいただいた
生徒様からの質問をふと思い出しました。
「なぜ生地が焼きあがって
オーブンから出すとき
ロール天板叩くんですか？」
はい。いい質問♡
その答えは
「生地の焼き縮みを防ぐため」です🌸
お菓子作りをされる方はご存知だと思います。
ではなぜ叩くことで焼き縮み
＝生地が冷めた時表面シワっとしたり、へこんでしまうこと
を防げるのか。
理由をご存知ですか？
正直、「焼けたらロール鉄板の底叩いてくださいね」
その一言で済むことです。
でも。
それって理由がわかってないと
？どのくらいの強さで？
オーブンから出してすぐって‥
すぐって個人差ありますよね。
そして理由が分からなくて
情報のみ手に入ったことって
忘れがちです。
一体何がどうなって何がおこって
生地が縮んでいるのか、そして叩くと防げる。
その理由がわかっていれば
叩かない場合、何が起こるのかが理解できているので
忘れなくなるんです。
もっといえば
理論がわかっていれば、別の場面で応用もききます。
では、オーブンから出した際、生地に何が起こるのか？
今日はレッスンでお伝えしていることを書こうと思います。
ロール生地は 卵を泡立てて作りますよね。
その泡の中に入っている空気が焼く際
熱で膨張することで
生地がふわっと膨らみます。
ふわっとしているのは気泡に空気が含まれているからなんです。
で。
わかりやすく例えるなら
お餅をオーブントースターで焼いた時。
お餅に火が入って焼けてくると
ぷーっと膨らみますね。
空気が熱であっためられて膨張している状態です。
そのプーっとしたお餅。
オーブントースターから出すと
どうなりますか？
あっという間にお餅はしぼんでしまいますよね。シワっと
温まった空気がトースターから出すと元の大きさに戻るからです。
ロール生地もふわっと膨らんだのに
冷める時、空気が縮む力に生地が引っ張られてしまうんですよ。
はい、これで焼き縮みって何が起こっているのか、
理解していただけたと思います。
なのでそれを解決するには
「鉄板底叩いて 一刻も早く
あっつい空気を追い出してあげる」
作業が必要になります。
叩いて常温の空気と入れ替えれば
熱膨張した空気が縮む力に引っ張られずに
生地を冷ますことができる。から。
ジェノワーズも同じことが言えますよね。（応用）
焼きあがったら叩いたり、台に落として衝撃を与えて
熱膨張してる空気を抜く。
特にジェノワーズのように生地自体が分厚いと
熱い空気は抜けにくいので。
その作業をしなかったら生地の中に熱い空気がこもりがち
↓
冷めた時の生地が縮むの最上級、へこんでいる😱
なんてことも。
なので焼きあがったら一刻も早く衝撃を与えるのです。
「焼けたら生地叩く」
それだけのことでも
理由がわかってると
ちゃんとその作業の本質を見極めた
作業ができますよ。
ちゃんと熱い空気を追い出す気持ちで叩けるので♡気合いの一発
焼き上がり、冷めたら縮んでしまう。
理由の1つです。
このようにレッスンでは
作業の本質をブワ〜ッとお伝えしていますしゃべりまくり
作業の理由がわかっていると
グッと失敗が減らせるお菓子作り。
あなたが作るお菓子作りの
お手伝いができたら嬉しいです。
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