観てはいけない映画 | 記憶の中の宝探し 限りなき時間遡上

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珠玉の思い出を引き出して楽しんじゃおう!

 

 

世の中には、観てはいけない、  
聴いてはいけない
なるべく知らない方がいい…
 
という物事や領域がある。


そこで今回のテーマは
絶対に観るべきではない映画!

 
と題して
私の実体験から
皆様に警鐘を鳴らす意味で、
ここに
観ると心に大きなダメージを負ってしまう
そんな映像作品を3本ほど
挙げてみることにしました。
 
もう、既に観てしまった!
という方は手遅れでしたね。
 
トラウマとして
心の病を一生背負っていかなければ
なりませんから。
 
ご愁傷さまです。
 
 
それでは
まず1本目の作品。
 

【 アンダルシアの犬 】
 
1929年
ルイス・ブニュエル監督の古い作品で
サイレントムービーだけど
あとからBGMを付けたようです。
 
 
 
 
 
 
なんでこんな映画を撮ったのか
まったく意味がわかりません。
 
評論家筋からは
意外と評価が高いみたいでして
絵画をながめる感覚とか
優れた前衛作品…
 
などと好評を得ていますが〜
 
はっきり言って身の毛がヨダツ
思いがするのです。
 
ホラー映画の
ドキッとしたり
ゾクッとする
そういう恐怖めいたもんじゃなくて
 
目を覆いたくなるような
痛々しい気持ち悪さが存分に
散りばめられているので不快感だけが
残ってしまって後味が悪い。
 
臆病な人、低血圧気味な人
さらに空腹時は
避けた方が無難と
いえます。
 

 
 
2本目は
 

【 イレイザー・ヘッド 】
 
1977年の作品で監督は
デビット・リンチ。
 
この映画の主演の男は
映画公開後、街中でリンチに
あったそうです。
 
ダジャレと違うよ。
 
それだけ冷酷ともいえる
作品中の描写は
人を嫌な気持ちにさせてしまい
さらに人の奥底に潜む冷淡な
感情を引き出してしまうと
私は感じたし、
 
主人公の男が不幸にも
映画を、観た人たちから
恨まれてしまうという
お門違いな被害を受けたらしいです。
 
 
 
 
 
 
 
主人公の男が、
なぜこんなクズ人間なのか説明もされず
シナリオの前後関係も意味不明で
ただ淡々とキモイ描写が続く
一方的な作りは
ナルシシズムの押し付けであるとしか
思えませんわ。
 
とにかく私は本当に後悔した。
観なきゃよかったとね。
 
人をイジメる原点がこの映画に
含まれている気がするのです。
 
 
 
 
3本目は
 

【 時計じかけのオレンジ 】
 
名匠
スタンリー・キューブリックの
作品。
 
この映画は
様々評価が別れるところで
映画の作り自体はとても斬新で
1971年にこういう作品を撮ったという
発想的にはある意味凄いな~と
感心してしまう。
 
し、しか~し
 
挿入される曲のイメージと
そのシーンが真逆なのですよ。
 
クラシックとか
ミュージカルの名作の主題歌
 
雨に唄えば
 
とか
とても穏やかでくつろぎを感じる曲を
とんでもないシーンに
ここぞとばかりに流すという
極めてドSといえる流れ。
 
おかげで
未だに
その曲を聴くたび、
恐ろしい場面が
心中で展開されてしまうから
困ったものです。
 
 
 
 
 
 
 
 
あの頃はDVDレンタルなんて
まだなかったから
この映画、どうしても観たくて
仕事休んでまで 
大学の映画研究部の
自主上映に出向いたのです。
 
狭い所に密集して
10畳くらいの部屋に畳を敷き詰め
体育座りして
チヂコマッテぎゅうぎゅうの中、
固唾をのんで鑑賞したという思い出は
映画とともに忘れられません。

 
ストーリーは
親友からの裏切りとか仕返し、
すさまじい暴力を
さも愉快に振るったり、
ねじれた社会構造とか。
 
主人公の人間性を矯正する目的で
外方から荒治療が
ほどこされるんだけど
 
観ているほうの心の中に
「狂った快感」
という種を密かに
蒔かれてしまい
それが
人生においてある時に芽を出し
開花させてしまうのでは?という
怖さが不安になる自分がいます。
 
今時の中高生が
これ観たら
虐待や無差別犯罪が横行してしまい
秩序が犯されてしまうでしょうね。
 
恐ろしや〜〜
 
 
やっぱり観ないほうが身のためであると
いえましょう。
 
 
あくまで私的視線ではありますが、
くれぐれも
この3本は観ちゃダメですよ~
 
と声を大にして言いたいのだけど、
 
今のご時勢
もっと過激な映画や
戦争で破壊された街並みの
リアルな映像なんかのほうが、
遥かに強烈なのかもしれません。
 
こんな記事は今更
時代錯誤になってしまうんかな~
 
 
 
 
 
 
 
閲読いただきありがとうございました。
m(__)m
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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