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お掃除とメンテナンスのプロ 矢部要のブログ

「仕事でお掃除をする方の作業を楽にする事」が使命(ミッション)だと考えています。

 一般の『お掃除』から世界のプロが実践する『メンテナンス』の紹介をしています。

ネットで動画を見ていると、仕事柄お掃除の動画が入って来ます。そうした動画を見ていたのですが、従来の自分の洗剤講習の中で、大きく不足している部分に気付きました。今回はそれを書いていきます。

洗剤を理解する際の一丁目一番地ですが、そもそも私達の身の回りの汚れの80%は親水性で20%が疎水性であると言われています。そこで、「水拭きでは80%しか取れません、洗剤なら100%取れるのです」と言う一言からスタートする事が多いのです。

即ち、「毎日100%除去するのと20%汚れを残すのでは、日時を経る事で、そこに大きな差が生まれます。」
こういう説明をしてから始めるのですが、これも事実なのですがどうやらもっと大きな部分を見落としていたようです。
私達プロが行う清掃で20%も汚れを残して作業終了と言う事が実際にできるでしょうか?これには無理がありました。そうすると、何らかの方法で20%を除去する必要性が出てきます。メンテナンス業はインスペクションを受ける事が多いため、目につく汚れの除去は許されません。

即ち汚れ落としの基本は

  • 「物理的力+化学的力」

ですので、擦って落とす事になるのです。この為多くの動画で擦る時間が非常に多くなっており、大変な作業量になっています。
残りの汚れの除去には適正な洗剤使用が必要です。一般に洗剤はアルカリ側ですが、水回りの場合には酸側が必要になります。ここを間違ってしまうと、洗剤が効きませんので擦る時間が多くなるわけです。一般的には普通の中性洗剤がいいでしょう。水回りでは酸が必要の可能性が増えます。定期清掃では強いものが必要でしょうが、日常清掃ではそれ程強い物は不向きです。
一般に日常清掃は毎日行うのが前提ですので、汚れ自体もそれ程強い物ではありません。充分に擦ってやれば落とす事が可能です。しかし、擦る部分が多ければ、相当な作業量になることは明白で、作業者の負担も大きなものになってしまいます。適正な洗剤を使用すれば、洗剤をスプレーし、軽く拭き上げれば簡単に綺麗になります。一般的な場所の日常清掃には中性洗剤が良いでしょう。水回りには酸側に傾いた洗剤が良いでしょう。こうした洗剤の存在と使い方を知れば、作業がビックリするほど楽になります。ここに日常清掃の生産性向上の大きなキーがあると思います。
弊社で言えば、ピロキシーやNABC(ナバック)がその代表になります。水回りの金属や陶器にスプレーし、(ピロキシーは少し時間を置いた方が良いかもしれません)拭き上げれば金属や陶器が(元の美観を取り戻し)ピカピカになるでしょう。