「洗剤を馴染ませてから擦りましょう!」
先週末に、都内のある駅に人との待ち合わせが有って出かけて行ったのですが、その駅の通路の壁を清掃係りの方が壁を清掃していました。待ち合わせまで少し時間があったので、様子を見ており、洗剤は何を使っているのかと覗いたら「GSハイディリューション」とマジックで書いてあります。弊社の洗剤ではありませんか!一端は通り過ぎたのですが、思わず、戻ってもう一度様子を見ていました。洗剤を壁に軽くスプレーし(霧にはしていませんでした。感染防止洗剤では正しい使い方です)、タオルで擦っていたのですが、スプレーした後の擦りまでの時間が一定ではない為、少しご苦労されている様子です。先方がこちらを見返しましたので、「この洗剤を販売している会社のものです」と自己紹介し、「この洗剤は中性でそれ程強くありませんので、スプレーして、少し時間をおいてから擦るのがコツです。」を言い、実施してもらいました。汚れはストンと落ちたのです。
「GSハイディリューション除菌256」は環境対応の除菌クリーナーで無色・無臭です。通常の「GSニュートラル除菌クリーナー」が1:64稀釈なのに対して、この洗剤は1:256稀釈で4倍濃縮になっており、その分お得になっています。今回の新型コロナウィルス対応の為に、メンテナンス担当の会社が購入して下さっていたのを思い出しました。新型コロナウィルス対応ですし、幅広い除菌範囲を持っており、ノンリンスで使え便利です。また、中性洗剤ですので、汚れも落ちます。但し、洗剤は効果を出すには少し時間をおいてから擦るのがコツなのです。いつもこの件で苦労されている方には「少し時間を置いてから擦るのがコツです」とお教えしています。
振り向いた清掃担当の方は若い女性でした。彼女が結果を見てこう言ったのです。
「馴染ませるんですね」
流石に若い女性は上手い表現をします。その通りで、語感と技術感覚がピッタリ合っています。
「洗剤は表面に馴染ませてから使いましょう!」
この表現を私も活用させてもらう事にします。