使い方② Ⅹ | お掃除とメンテナンスのプロ 矢部要のブログ

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「仕事でお掃除をする方の作業を楽にする事」が使命(ミッション)だと考えています。

 一般の『お掃除』から世界のプロが実践する『メンテナンス』の紹介をしています。

前回の稀釈の続きです。

 

稀釈が出来ました。バケツかスプレーボトルに入れます。

バケツに入れた場合は布やマイクロクロスを漬け、軽く絞ります。スプレーをする場合は霧にせずに、水鉄砲の様にするか、泡モードにして下さい。霧にして吸い込むとむせる事があるからです。

 

人が触れる個所(コンタクトポイント)を拭く

人が触れるコンタクトポイントを拭いて行きます。図の様な所です。表も示しておきましょう。

 

拭き取るように/拭いた後が濡れている事が大切/乾くと安全

拭き取る動作が重要です。そこに汚れが見えなくとも、汚れがあるつもりで、その汚れを拭き取ってやるつもりで拭き上げる事がとても大切です。 

 そして病院で使用する際には、厳密には接触時間を守る必要があります。その微生物に対し、その洗剤の必要接触時間が決まっています。概ね10分接触が多いと覚えましょう。実際に使用する際には、シッカリ濡らすと覚えましょう。濡れている時に消毒するのです。擦った所が、洗剤が掠れて(かすれて)いてはいけません。;

乾くと安全になります。感染防止洗剤は基本的にはノンリンスで使用します。リンス拭きした布や水が汚染源になる事が無いように、そう設計されているのです。ノンリンスです。但し、少し強い洗剤を使用する際には、塗装部分等弱そうな所は最初にテストが必要です。色変わりの心配がある場所は10分後にリンスして下さい。

 

床もモップで拭いて行きます。