現在、原稿を一つとプレゼンテーション資料作成に追われており、少しブログに手が回りませんでした。今回でこのシリーズは最後です。
さて、水周りは特殊です。殆どの汚れはアルカリサイドで汚れが落ちます。従って殆どの洗剤がアルカリサイドになっています。しかし、トイレは尿石と水垢がカルシウムですので、（カルシウムはアルカリです）酸が必要になります。浴室は石鹸やシャンプーがアルカリ性で、それがアルカリ残留を起こすので、これもそれに対応した酸性かキレート仕様の洗剤が必要になります。水周りは特殊なのは、洗剤使用の第一歩で、弊社の洗剤の講習会もここの説明をしっかりします。
トイレ用のNABCはEPAのNリストを持っていますので、これを使用すれば、清掃とコロナウィルス対応の除菌を同時に行えます。浴室ですが、EPAもお役所ですので、水周りの洗剤迄、まだ行き渡っていませんが、弊社のCDC-10 はNITE基準を満たしています。これをお使いになれば、適正洗剤ですので、浴室清掃が時間短縮（場合によっては三分の一程度になります！）出来、綺麗になり、しかも新型コロナウィルス対応消毒になります。
使用したタオル・マイクロクロスは洗濯機で洗濯洗剤を使用し洗濯します。
以上でこのシリーズは終了です。ご質問等があれば、弊社の方へご連絡ください。このシリーズがお役に立てば幸甚です。このシリーズは病院清掃を基礎にしたCOVID-19に対応した一般建物でも出来るように考えた講習になっています。病院自体であれば、もう少し詳しくやる必要があります。これも、興味が御有りならば、弊社へご連絡ください。病院で気を付けなければならないのはCOVID-19だけではありませんので。