アクリル板を綺麗にするには
先日除菌清掃の講習会をしたのですが、その際に出た質問が「アクリル板をどうやったら綺麗になりますか?」と言うものでした。現在はご存知のように、どこでもアクリル板が設置されており、それを除菌洗剤等で清掃をすれば跡が残り始め、それが見にくくなってしまうのですが、その取り方が大変なのです。
「ガラスクリーナーをお使い下さい」と言うのが私の答えです。
現在のガラスクリーナーは大変良く出来ており、汚れを取りながら、しかも拭き跡が残らないのです。ガラスクリーナーの特徴は2つあります・
1.汚れが取れる事。
2.拭き跡が残らない事
です。
元々ガラスに付く汚れはそれ程強いものではない事が多いのです。従ってそれ程強い洗浄力は必要ないのですが、勿論ある程度の力はないと話になりません。
もう一つの拭き跡が残らない事が大変重要です。洗剤を使用した後、水拭きが必要になる様ではガラスクリーナーとしては落第です。一度拭き(ノンリンス)で済む必要があるのです。しかも、相手がガラスや鏡ですので、拭き跡が全く目立たない様でなければならないのです。ここがメーカーとしての腕の見せどころになる訳です。
弊社で言えば GSガラスくクリナー(1:64稀釈)がその代表になります。
また、弊社で良く売れているハイブリッド万能洗剤の「ピロキシー」や「トライベース」でもいいでしょう(1:128稀釈)。
その証拠が写真の床の状態です(トライベース使用)。チョット変わった自動床洗浄機を使った後の洗剤の残った状態とそれが乾いた状態です。従来の洗剤であれば拭き跡が白く残って大変苦労するのですが、ご覧の様に全く拭き跡がのこっていません。こうした効果を持つ洗剤が必要なのです。
洗浄後 乾燥後
綺麗になり、効果が高い事に驚かれるでしょう。
それと、拭く際にはタオルが綺麗でなければなりません。元々の汚れは多分使用しているタオルの汚れが付いてしまっているのです。そして、拭く際には「マイクロクロス」をお使いになった方が更に良いでしょう。益々効果が上がります。