NABC(ナバック)がEPA登録のNリスト(新型コロナウィルス対応)に載りました | お掃除とメンテナンスのプロ 矢部要のブログ

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NABC(ナバック)がNリスト(新型コロナウィルス対応)に載りました

弊社で最も良く売れている洗剤の一つであるNABC(ナバック)がEPA(米国環境保護局)のNリスト(新型コロナウィルス対応)に載りました。新型コロナウィルス対応になったと言う事です。NABCはトイレルーム用の洗剤で、米国では推定ですが、最も売れている洗剤の一つです。製造元のスパルタンケミカル社で最も売れており、ライバルのディバーシー社の売り上げ一位はワックスだからです。(今はかつてのジョンソン社も業務用に復帰しましたので、ビッグ3になりましたが・・)。

コロナウィルスは従来はそれ程酷い感染症ではなかったので(確かにSARSやMERSはありましたが)、EPA登録を取っているケースがそれ程多くなかったのです。EPA登録とは米国で感染防止洗剤を売る際に、第三者の厳格な有効テストが必要で、その結果をボトルやカタログに明記すると言うルールの事で、感染防止に対して世界的には最も信頼性のある洗剤と言われています。弊社では主に医療系で用いられる感染防止洗剤の「HDQニュートラル」や「GSニュートラル除菌クリーナー」「HALT(ハルト)」は既にコロナウィルスの有効テスト結果を得て(Nリストと言います)いますので、その旨をお客様には話していました。

しかし、NABCは大変優れた洗剤ですが、トイレルーム用で、用途も限られることから、

対コロナウィルスの有効テストを受けていなかったのです。その為、我が日本で初めて経済産業省推薦のNITE(製品評価基準機構)が新型コロナウィルス対応の界面活性剤を発表し、その範囲には入っていたので、NABCに対してはEPA登録ではありませんが、NITEには適合している旨をお客様にお示ししていました。

 しかし、この度、NABCがNリスト(新型コロナウィルス対応)になりました。EPA登録とNITE承認との違いですが、認めているのが米国と日本と言うだけでなく、病院の様な厳格さが必要な場所(新型コロナウィルス対応だけではなく、他の微生物にも有効である必要があります)でもNABCの有効性が認められたと言う事なのです。対コロナウィルスに対しての有効性が更に進んで承認されたと言う事です。

 しかも、NABCは上記衛生性向上だけでなく、ノンリンス(水拭き不要)、トイレルームの光沢が上がる、消臭剤配合と言った利点があります。

 弊社営業にも、益々NABCを客様にお勧めするようにハッパを掛けた次第です。