ワックスメンテナンス資器材(主に日常清掃)⑦ | お掃除とメンテナンスのプロ 矢部要のブログ

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ワックスメンテナンス資器材(主に日常清掃)⑦

日常清掃・中間清掃の資器材です。先ず洗剤ですが

ピロキシー・トライベース」がお薦めです。ノンリンスで洗浄力も強いので効果が高いのです。ワックス管理だけと言うのならトライベースが良いでしょう。使用範囲を広げるならばピロキシー(トイレやカーペットまでできるので)です。除菌効果を求めるなら除菌剤配合のDMQ(ディー・エム・キュー)です。医療や食品関係でしたらこちらです。悪臭が問題の場合はエコライザーになります。駅やパーキングエリアなど、使用頻度が激しい場所ならマイクロマッスルです。

面倒でしたら、とりあえずトライベースと考えてください。床では1:64稀釈が標準です。その他の洗剤の特徴は弊社HPより掴んでください。

床の日常清掃では水拭きはもったいない行為です。折角貴重な人件費を使って清掃する以上作業効果を最大にすべきなのです。

自動洗浄機を使用しましょう。残念ながら我が日本ではあまりポピュラーではありません。しかし、上記と同様で、大切な人を使っての作業ですので、作業効果を最大にするには効果の出る機械を使うべきなのです。自動洗浄機は洗剤を出し、洗い、吸い上げてくれます。床を綺麗に、衛生的に保つためには持って来いの物なのです。大きな物から小さな物まで様々なタイプがありますので、場所にあった機械を選びましょう。

パッドはトライベースを使用するなら白パッド(研磨剤が入っていません)で大丈夫です。従来は赤パッド(少し研磨剤が入っています)が必要でしたが、このハイブリッド万能洗剤は高性能で白パッドでよいのです(但し、汚れがひどい場合は無理ですが・・)。赤ではなく白パッドですと、汚れを落としながら、床磨きをする感じになりますので、床を非常に綺麗な状態に保つ事が出来るのです。

自動洗浄機が無理な場合はマイクロモップを使用しましょう。従来の綿モップとは作業性が圧倒的に違います。マイクロ繊維は細かく、モップの表面積は40倍になり、広い範囲を細かな汚れまで除去してくれます。フリンジ付きのものであれば、掃き拭き同時に行う事も出来るケースが多いのです。

リストレーションの場合は洗浄にはトライベースですが、光沢復元剤としては、前回述べたバウンスバックを使います。

資器材を正しく選び、正しく使用しましょう。効果の高い正しい資器材を正確に使って初めて生産性が上がるのです。