前回紹介した20分現場教育の教科書はこれです(8頁)。
(NABCバージョン)
現地でこれを作業者に見せ、簡単な理屈を理解してもらいます。
その後、実際にできる方(メンター=導く人)がやって見せ、やらせます。
出来るようになったところで、後日(ルールを決めておきます)チェックするのです(TWI=Training Within Industry)。
この教科書について今朝は社内で説明していたのですが、要は洗剤をキチンと使えと言う事なのです。
先日、新しく買った簡易魔法瓶(200CC=結構便利です)の、購入後の洗浄を家内に頼みました。
あっさりと中性洗剤をスポンジに付け、水をたっぷり含ませて、洗い始めたのを見て、自分でやることにいました。
普通の食器を洗うのには勿論これで十分なのですが、新品の工業製品には化学的な薬剤などの付着があった場合
これでは足りないのです。家庭で使う中性洗剤は非常にマイルドですので(それだから安全なのです)、
たっぷり付けてから擦る事が重要です。
我が日本は水が綺麗なことから水神話があり、総じて洗剤の使用量が少ないのです。アチコチで水洗いをしていますので
総じて綺麗です。しかし、水洗いでは素人でもできるのですから、プロとしては差を出すためには洗剤を上手く使い
大いなる差を出す必要があります。
簡単に綺麗になる
ピカピカになる ・・・・等です。
こうした事柄を出しながら、洗剤の使用量の説明を社内でしたと言うわけです。
勿論我が家では、大きな顔は出来ません。何せ、まったく料理などできないのですから・・・