現場教育資料作成 | お掃除とメンテナンスのプロ 矢部要のブログ

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「仕事でお掃除をする方の作業を楽にする事」が使命(ミッション)だと考えています。

 一般の『お掃除』から世界のプロが実践する『メンテナンス』の紹介をしています。

現場教育資料作成

 

大分ブログをサボっていました。ここのところ、教育資料と講習会資料の作成やら、新しいフードの方への参入計画等で忙しくしていました。

 最も時間が掛かったのは、現場教育資料で、現場で忙しい人に合間を縫って理論を教えるための資料です。トイレメンテナンスの20分教育資料が完成しました。

 人手不足が激しい業界の中にあって、生産性向上は喫緊の課題ですが、清掃の生産性向上を目指すには、科学的な手法しかありません。我が日本では残念ながら、殆ど我流のお掃除になっていますが、他の先進国では科学的な清掃「メンテナンス」がプロによって行われています。このことは何度も強調していますが・・・

 メンテナンスを落とし込むには、3つのブロックがあり

本社

現場責任者・リーダー

現場作業者

の様になっています。

既に、我流のお掃除が染みついている現場に、新しい科学的手法を取りいれようとすれば相当な抵抗が予想されるわけで、それを上手く行うにはそれ相応の準備と覚悟が必要になります。

本社の堅い決意がまず必要になります。

次に、現場作業者・リーダー・本社の教育担当者がメンテナンスが出来るようになる必要があります。この人たちがまず科学的な清掃方法を学ぶ必要があるのです。この人たちがメンター(導く人)になる必要があります。

これには弊社では2~3時間の講習での教育システムを持っていますので、まずこれで学ぶ必要があるでしょう。今、来年早々の全国(多分4~5か所程度)での講習会を企画しています。決まれば、弊社HPで発表します。

この教育を受けた後で、メンターは実務を重ね、人に教えられるようになる必要があります(日本の教育責任者であれば1週間程度で大丈夫なケースがほとんどでしょう)。

この人たちが現地へ行き、最初に、新しい清掃方法の意義と理論を説明します。そして、自分でやって見せ、作業者にやらせるのです(TWI=Training Within Industry)。その後、何日か後に、出来ているかを確認します。

 その為の教育資料が最初の20分教育資料です。まもなく印刷が出来上がります。構成をプロに頼みましたので、よくできていると自負しています。

弊社HPでも発表予定ですが、興味のおありの方は弊社HPにお問い合わせください。