最適の洗剤を選定せよ!
3種のハイブリッド万能洗剤についての説明を終えました。大切な事は各現場に対して最適な洗剤を選定する事です。
先ず、強調する事は、水拭きをしない決意をする事です。お掃除のプロとして、お客様が喜んで料金を払ってくれるのは、洗剤を使いこなせるからです。水拭きでは素人との差が出難いのです。素人と差のない仕事に料金を払ってくれているとすれば、自分でやるのが面倒だからと言う理由になり、それでは尊敬心を受ける事は難しいでしょう。誇りをもって仕事に従事するには、対象相手からの尊敬心は不可欠だと考えます。その為には、素人との圧倒的な差が必要で、「さすがにプロ!」と言われる様な仕事をすべきです。プロ用の特徴ある洗剤を使いこなし、素人所ではなく、他社(他者)とも差を付けましょう。
纏めると、3つのハイブリッド万能洗剤について説明は以下の様になります。
ピロキシー 酸に傾いている万能洗剤 水周りが得意(汚れ落ち・ピカピカ)
幅広い適応場所(床・トイレ・カーペット・ガラス・その他)
1:10~1:128 安価
グリーンシール
→殆ど1本で全て出来る
特徴◎環境対応を謳える。1本で殆どの場所を綺麗に出来る。トイレや流しなどの陶器や金属部分がピカピカになり、高級感が増す。
また、各汚れの堆積を防ぎ(ファインミストの除去)トータルでの作業時間短縮に貢献する。
トライベースベース
ピロキシーと殆ど一緒。トイレ内側や流し台は少し無理。カーペットも不可
それ以外は同等の使い方
グリーンシール
床を綺麗に保つ事が出来る。ワックス管理と自動洗浄機の組み合せには最適
特別な教育や注意が必要ない
仕事も教育も楽 床を他社よりきれいに 環境対応
特徴◎環境対応を謳える。上記ピロキシーと似ているが、水周りでの使用状況は少し落ちるが、
代わりにワックス管理には非常に威力を発揮する。
自動洗浄機と白パッドの組み合わせで、床をいつもピカピカに保つ事が可能になる。
アルカリに傾いた中性なので、使用上の注意が少なく、教育が楽。
マイクロマッスル
中性の領域で強い汚れ落とし。頑固な汚れで困っている所に最適。防滑床
中性に限定したい現場。悪臭まで取りたい場所。オフィス1階、駅、 パーキングエリア
特徴◎中性を使用しなければならない場所、石材系防滑床のある場所、失敗少なく、強い汚れを取りたい場所(テストは必要ですが)、
悪臭を防ぎたい場所、染み込むタイプの汚れが出る所、油汚れが多い場所等に最適。
纏めると上記の様になります。また、衛生性が必要な場所では感染防止洗剤群から選ぶべきという事になります。
ともあれ、日常的に使用する洗剤ではまず、ノンリンス(水拭き不要)のタイプを念頭に選定しましょう。毎日使う洗剤では、工場など特に汚れを生みやすい場所を除けば、リンス(水拭き)が必要な洗剤は強すぎるのです。ノンリンスの洗剤は一度拭きですので、手間は水拭きと変わりません。しかし、水よりも圧倒的に汚れを除去し、細かな汚れまで簡単に取る事から、汚れの堆積を防ぎ、上記の様に(ピカピカ)美観を向上させ、(堆積を防ぐことから)作業効率を大幅に向上させます。
勿論、役に立つのは上記の洗剤だけではありません。白い壁の指跡の汚れ(フィンガープリントと言います)でお困りなら、フォームタイプのSD-20がお薦めです。泡をスプレーし、清水を含ませたタオルで拭き上げれば、驚くほど簡単に綺麗になるでしょう。
日常的に使う洗剤を決めたら、その特徴を充分に引き出しましょう。その上で、チョット困った汚れに対してどういう洗剤は有効かを調べ、エキストラの洗剤選定をすればよいのです。もっともよい方法は知っている人に尋ねてしまう事です。聞くは一時の恥です。弊社にご連絡下されば、弊社営業が丁寧にお相手致します。m(_ _ )mm(_ _ )mm(_ _ )m