我が国の生産性
我が日本の生産性ですが、公益財団法人日本生産性本部では2016年日本尾時間当たり労働生産性は46.0ドルで、米国の2/3に過ぎず、主要先進7カ国で見ると1970年以降最下位の状態が続いているとなっています。
私の大好きな経済評論家(経営者と言った方が正しいのでしょうか)デービッド・アトキンソン氏のデータでは以下の様になっています。
(新所得倍増論より)
即ち、GDP世界三位の我が日本は人口が多い為、三位になっており、一人当たりの生産性は世界27位、サービス業ではほぼ最低の14位になっています。私もこのデータを初めて見た時は愕然としましたが、残念な事に我が国の生産性は世界から見ると驚くほど低い結果になっています。しかし、アトキンソン氏は数量的思考能力、識字能力、ITを使った問題解決能力をベースにした国連のデータを基に、高スキルの労働者の質に関しては世界最高と言うデータを出しています。
(新・所得倍増論より)
高スキルの作業者の生産性が低いという事ですので、これは即ちわが国民が、生産性向上に対する意識が欠如しており、ここに意識を集中すべきであるという事を示しています。昨今の人手不足や高齢化もあり、生産性向上は待ったなしの状況になっています。今こそ作業を科学的に捉え、プロ化し、生産性を向上させるべきなのです。
今回のデータはデービッド・アトキンソン氏の新・所得倍増論よりデータを出しました。氏にお断りしたわけではありませんので、問題がありました場合は、削除いたします。また、記述に関しては私自身の考えで書いており、氏の著書と齟齬があった場合は一重に私の理解不足とお考えください。m(_ _ )mm(_ _ )mm(_ _ )m