トイレメンテナンス概論は纏めて小冊子にするつもりで書いてきました。
このテーマに関しては最終章になります。
最後に
トイレメンテナンスについて書いてきました。繰り返しになりますが、トイレは洗剤の方向が逆になり、また効率化には洗剤の使い分けが必要になります。トイレメンテナンスは論理性や合理性が最も生きる場所の一つだと常々思っています。正しい方法で行えば、衛生的で美しく無臭のトイレを短時間で提供できるようになるのです。
昨今外国のお客様が増えたことから「おもてなし」の機運が盛り上がっています。外国から来られた多くの方が我が日本は「綺麗で衛生的、安全で合理的」と驚かれています。しかし、彼らがトイレ清掃で便器に手を入れて清掃する様子を見たら、衛生的・合理的と言う印象はどうなるでしょう。先述しましたように、正しい洗剤と用具を使う事でこうした事態は簡単に防ぐことが出来るのです。
世界的にはプロが行うおそうじを「メンテナンス」と言います。誰でも出来るおそうじですが、職業として行う場合にはアマチュアと圧倒的に差があって然るべきだと考えます。多くの方々のトイレ清掃がこの小冊子を通じて(これから纏めるのですが)、プロの行う「トイレメンテナンス」に移行される事を切に願っています。
小冊子が出来上がったらここでもお知らせします。