メンテモジュラー
今日はこれからメンテモジューラーの説明資料を作ろうと思っています。作業時間作成ソフトの事ですが、作業時間をソフトを使って最適・最短な作業時間にしようとするものです。メンテナンスの支出は80~90%が人件費やそれにまつわるものになっていますので、作業時間の削減が会社の死命を制する事になると言うのが世界的な考え方になっています。
弊社が作成したこのソフトは元々は米国ISSA(International Sanitary Supply Association)が主張しているスマート・スタッフィング(コンピューターを使って賢い人材配置をする事)を元に作ったものです。実際に試してみても、非常に正確に出来ていると自負しています。
メンテナンスをする個所は様々な業態に分かれています。オフィスビル、商業ビル(その中でもデパートとスーパー)、ホテル、病院、学校、飲食店、店舗、工場・・・・等です。しかし、メンテナンスは同じ業態という事になると驚くほど作業が類似しているのです。オフィスビルを例に取ると清掃仕様も非常に似ているのです。そうすると、オフィスビルの各清掃をモジュール化(パッケージ化)する事も可能な理屈になります。各メンテナンスをモジュール化する事が可能で、モジュール化する事で精度が上がり、値段(この場合は慣れる事による作業時間の削減)も下げる事が可能になるのです。
また、昨今の人手不足に対応する事が可能になります。オフィスを例に取るとトイレメンテナンスが40%、カーペットバキュームが20%、床の掃き拭きが10%と言ったところが日常清掃時間の標準割合となりますので、これに集中して合理化を目指す事になります。
その後、現場によって、作業時間の掛っているものから合理化していく手順になります。現場には特有の問題があるものですので、導入の際に、問題点の早期発見と相手先の熱意の有無が決め手になります。