洗剤をもっと!!!
先月は様々な場所で弊社製品の落とし込みと様子見に行ってきました。その中で、結果が思う様に出ていないケースが幾つかありましたが、その原因として圧倒的に多いのは洗剤の量が足りない事です。
例えば、便器内側で使用するバイオボウルの場合、通常は1回当たり30C.C.必要になります。実際にはバイオボウルのボトルの上にあるフリップキャップと言う小さな栓を開けて、M字を描くように塗布するのが正しいのです。小さなMで約30C.C.になります。所が、ケースに付いているスプレーノズルを使ってスプレーして使用しようとすると、スプレーでは1回当り1C.C.しか出ませんので、圧倒的に量が足りないのです(このスプレーノズルはシャワールーム用なのです)。そうすると、尿石の除去がうまく行かなかったり、場合によっては水垢を防げなかったりするのです。
また、陶器や金属部分も使用するNABC(ナバック)やピロキシーが足りなければ光沢が出難いのです。私が現地で陶器や金属の光沢を洗剤をタップリ使って軽く拭くだけで光沢を出すたびに
「そんなに洗剤をつかうのですか!」と言いながら、光沢には驚かれます。
床にも洗剤をタップリ撒き拭くことで簡単に汚れが落ちるケースが多いのです。
我が日本では水が綺麗なために水神話があり、水が清掃に一番良いと思われているケースが多いのです。それ自体は悪い事ではありませんが、プロ同士で差をつけようと思った場合は全体の8割しか落ちないと言われている水拭きでは勝手が悪いのです。
一方プロ用の洗剤は非常に効きが良くなっており、使い方で大きな効果が望めます。ピカピカになる、すぐ落ちる、次の作業が楽になる・・・・などです。
洗剤の力を十分生かすには充分な洗剤の量が必要です。汚れを汚れた場所から、モップやクロスに洗剤の力で移すというイメージが重要です。
適正な洗剤と十分な量でビックリする程効果が上がるでしょう。