昨日は福岡で講習会でした。人数が50名近くで、盛況でした。
マックのキーノートを使ってのプレゼンテーションでしたが、途中でマックの機嫌が悪くなり、動画が動かず苦労しました。予備の為に持ってきた、ノートパソコンを使って、皆様に見せようとしたのですが、この点ではご迷惑を掛けました。
この前はウィンドウズがダメで今回はマックが上手く作動しなかったのですが、今日は広島に来ており、午後から講習会を開くのですが、もう一度ウィンドウズでやるつもりです(マックは動かないので)。
感想の評判が悪くなかったのでホットしました。
折角ですので、講習会の一部(のまた一部)をご紹介しましょう。このブログでも病院清掃に関する事が良く読まれているようですので、その一部を。
病院清掃は通常3時間掛ける所を30分程度でやっています。肝心な所だけ・・・と言う感じです。
その中で強調しているのは3つになります。一つ目が病院は特別な場所という事です。
米国では人が一杯で、出入りが自由にならない空間は除菌清掃の守備範囲になっています。学校、軍隊、変わったところでは刑務所もそうです。私の孫もこの春から保育園に通い始めましたが、しょっちゅう病気をもらってきます。
「こうしたところでは除菌清掃をすればいいのに・・・」
と強く思います。
病院は更に条件が悪いのです。
病気の人が集まります。
体が弱って病気に掛り易い人が大勢います。
即ち、感染に関しては非常に条件が悪いのです。従って、病院清掃は普通のビルのお掃除をするようなつもりではいけません。そうした感性では、病院側も患者側も、そしてメンテナンス側も不幸な事になりかねません。勿論病院だからと言って、酸・アルカリと言った洗剤の方向性が異なるなどと言ったことはありませんが、上記の理由から、病院では通常のメンテナンス知識の他に、感染防止の知識と実践が必要になるのです。
旅行中にデービッド・アトキンソン氏の「新・観光立国論」を読みました。日本に20年以上住んでおり、現在は京都で国宝・重要文化財の補修を手掛けている会社の社長ですが、面白かったですね。何度も悪口を言っているのではない事を強調しながら、日本人が気付かない様々な事を書いています。私も商売柄外国へ行くことが多く、日本は特殊な国だといつも思っていますが(悪い意味ではなく)、外国の情報や外人さんの見方と言った情報が入りにくい側面があり、こうした文章はそこを補ってくれます。ほんの少しかもしれませんが・・・
