今、宣伝用にマイクロモップとマイクロクロスの特徴を調べ直しています。
中々、面白いですね。
データ、データと若手が言うのを半分斜めで見ながら調べ直してみると今まで、知らなかった、或は理解が浅かった部分が見えてきます。
マイクロ繊維は日本の発明ですが、日本では高すぎてあまり日の目を見ませんでしたが、特許が切れて、安く作れる韓国や中国で、最初はクロスから、今は大きなモップがメンテナンスの世界を席巻しています。
マイクロ繊維はポリエステル70%、ポリアミド(ナイロンの事)30%ですが、いきなり割れて出てくるものと思っていたのですが、そうではなく力学的・化学的処理によって、花が開くように、細かな部分に分かれるのですね。この構造から、細かな汚れまで、しかも一杯取る事が出来るのです。
また、作業性をISSA(International Sanitary Supply Association)の標準作業時間で12オンス(日本の綿モップより少し大きめのモップ)の綿モップが100㎡16.8分であるのに対し、18インチ(約50センチ)のマイクロモップは2.52分なのです。相当な開きがありますね。
銀(Ag)の粒子をまぶしたクロスは銀の殺菌性を利用しており、衛生性が向上し、クロスからの悪臭(これが時々出て問題になるのですが)も防ぎます。
メンテナンスの支出の80~90%は人件費ですから、作業をする方の武器は進んだものの方が良いのは自明の理です。
