トイレルームを光らせよ | お掃除とメンテナンスのプロ 矢部要のブログ

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「仕事でお掃除をする方の作業を楽にする事」が使命(ミッション)だと考えています。

 一般の『お掃除』から世界のプロが実践する『メンテナンス』の紹介をしています。

「トイレルームを光らせよ」

先週はトイレの悪臭について書きました。

弊社は感染防止洗剤とトイレ洗剤がよく売れており、トイレ清掃についてのご相談をよく受けますし、またトイレメンテナンスの講習会もよくやっています。
最近はその中で、陶器・金属部分を光らせることを強調しています。

洗面台や金属部分、便器などの光沢を上げる方法は2つあります。
一つはタオルやマイクロクロスでゴシゴシ擦って光らせる方法です。時間と労力が掛かる大変な作業になります。

もう一つは適正な洗剤を正しく使う方法です。トイレルーム内につく細かな汚れ(ファインミストと言います)は通常の場所と違って酸に傾いた中性洗剤の方がよいのです。尿の撥ねであればカルシウムの残留になることからアルカリ性ですし、石鹸の撥ねもアルカリ性です。錆をとるのも酸性洗剤であることから、酸に傾いた中性洗剤の方が細かな錆まで取ってくれるのです。

弊社でしたら、NABC(ナバック)ピロキシー1:32希釈液になります。
タップリ使うことで、一拭きで陶器や金属部分の細かな汚れまでしっかり取ってしまうので、ピカピカになるのです。

わが日本ではあまりピカピカのトイレに出会わないことから、差別化に大いに役立つでしょうし、第一ピカピカのトイレは見ていても気持ちの良いものです。この方法は細かな汚れを全て一拭きで取り去さろうという方法です。したがって汚れがなくなることから、次の作業が楽になるのです。

ピカピカなのに作業が楽になる、覚えてしまえばオイシイ方法です。

来週は1週間九州です。