洗剤の紹介の仕方
仙台にて幾つかのビルメンテナンス会社へ行きましたが、そのうちの1社では弊社の洗剤をお使いだったのですが、値段が高いので止めてしまったとの事でした。今は通常の中性洗剤をお使いのようでした。
この問題に弊社は常に晒されているのです。弊社の洗剤は輸入しており、その関係上値段が高くなりがちです。弊社の洗剤を採用して頂く場合には、日本にないようなユニークな特徴が必要であり、この会社でお使いいただいていたトイレ洗剤のバイオボウルとNABC(ナバック)は十分に特徴的な洗剤なのです。
バイオボウルをご使用の場合には、最初の大きな特性は悪臭の除去です。バイオボウルが交通機関の多くで採用されたのは、消臭効果がそれまでにないほど大きかったからです。
そして、もう一つの大きな特性は、作業効率が上がる事なのです。1回当りの作業時間は短くなります。便器の清掃で大変な目皿(小便器の穴を隠す目隠しのお皿)清掃の回数が激減します。そして、オフィスビル程度の汚れであれば、2日目はバイオに清掃させる事で見回り清掃で済む可能性が大なのです。
NABCも同様に、水鉄砲の様にスプレーし、1度拭きで終わりです。通常は洗剤を塗布し、こすり、水で流し、最後にから拭きの4回の行為ですので、作業時間は大幅に異なります。また、トイレルームは特殊な場所で、酸に傾いた中性洗剤の方が、陶器や金属部分に着く細かな汚れ(ファインミストと言います)の除去に向くのです。例えば、NABC(ナバック)やピロキシーはこの手の洗剤ですので、陶器や金属部分がピカピカになるのです。そして、ピカピカの方が(汚れが全く無くなったという事ですので)次からの清掃が楽になるのです。
勿論、分かっていれば、安価なバージョンの紹介も可能です。
特徴を伝える努力がもっと必要であると痛感しています。ピロキシーのサンプルで流しの蛇口を一拭きでピカピカにしてきましたが、復帰されることを心から願う次第です。