洗剤の主成分 | お掃除とメンテナンスのプロ 矢部要のブログ

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「仕事でお掃除をする方の作業を楽にする事」が使命(ミッション)だと考えています。

 一般の『お掃除』から世界のプロが実践する『メンテナンス』の紹介をしています。

洗剤の主成分は界面活性剤と言います。


$お掃除とメンテナンスのプロ 矢部要のブログ-界面活性剤

親油基                親水基

親油基は油が好き           親水基は水が好き


水の中に油(サラダオイルなど)を入れると水が下に来てオイルが上に来ます(サラダオイルは比重が水より軽いので)。

即ち境界面がある事になります。


$お掃除とメンテナンスのプロ 矢部要のブログ-水と油

その中に強い洗剤を入れ、かき回すと境界面が無くなり、白濁します。即ち(境)面が活性化するのです。界面活性剤と呼ぶのはそうした訳からなのです。



界面活性剤は片方の手が油が好きで、もう一方の手が水が好きなのです。その手が繋ぎ合って水を油に溶かし込みます。

いつも言うように、全ての汚れの20%は疎水性ですので、界面活性剤を使う事で殆どの汚れを取る事が可能になるのです。