大家さんが手配をしてくれる。
その中に70代真ん中の女性がいる。
数年前から私の家の庭の手入れの時に話しをするようになって親しくなりました。
今年もそのおば様に会いたくて、お話したくていつ来るのだろうとやきもきしていました。
引っ越しを控えているのでその前に会えたらいいなと願っていました。
そしたら一昨日の日曜日にいつものメンバーで早朝、来たのです!
日曜日はお休みのはずなのに!
今年はお仕事が立て込んでいてお休みが取れないそうです。
元気で勝気で弱い者の味方ーーーっていうおば様。
おば様も私が声を掛けたらとても嬉しそうでした。
迷惑隣人とのひと悶着も去年見ていて知っています。
その時は「相手にするな!やめろッ!」と止めに入って下さいました。
迷惑隣人のスペースに入らなければ撒けない除草剤も「ここまではこっちの土地になるんだから入って撒いていいんだからね!持ってきなッ、撒いてやるから」と迷惑隣人のスペースに撒いて下さって。
そんなことになるまでおば様と私はたくさんお話をし親しくなっていたので良くしてくださいました。
去年の揉めた直後に(おば様たちが帰った後)暴言を吐かれたこと、それで大家さん・警察にまで出向いたことを話しました。
一昨日の日曜日、偶然にも迷惑隣人が本性を表す出来事がありました。
おば様の仲間のおじさんに暴言を吐いたらしいのです。
「朝からうるさい、一軒一軒に仕事をする旨の挨拶はないのか」とお門違いなことを言ったというのです。
それでそのおじさまは「俺らは大家と親方の指示で来てんだ!何だこの野郎!」と。
おば様の話しでは一触即発の雰囲気で殴り合いになるんじゃないかと眺めていたそうです。
そのおじさまはとても律儀な方です。
昔、昔は相当なお仕事をされていたそうで、暴言を吐かれてよく殴らなかったわッ!とハラハラしていたそうな。
迷惑隣人は凄まれて逃げる形で車に乗ったそうです(弱虫!)。
その後、迷惑隣人の例のおばさんが表に出てきたときよっぽど言ってやろうかと思ったが
アホを相手にするだけだと止めたそう(笑)
仲間がそんなことを言われて頭に来てたんでしょうね。最もだわ!
そのおじ様は自分の親方に電話して暴言を吐かれたので大家に言ってくれと興奮していました。
その後は大家さんが来て対処したようですが、益々立場がなくなった迷惑隣人。
私たちが引っ越す前にそんなことが起きて私も旦那さんも報われた気がしました。
引っ越すことを決めた時、「私達はここに居たい。でも迷惑隣人が越さないのであればこれ以上ここでは暮らせない」と大家さんには話してありました。
おば様は私を気に掛けてくれていました。
仕事をしているおば様の脇で色々なことを話した数年間。
世の中のこと、おば様の歴史、女手一つで娘さんを育てたことなど沢山聞かせていただきました。
綺麗になった庭。
本当に良くしてくださいました。
帰り際、わざわざ私の家に声を掛けに来てくださって「寂しいけど頑張ってね!」と言葉を掛けてくださいました。
私達の庭の後は別な場所(ここから直ぐの所)での作業があるのですが、通常は翌日に来るのですが今年は立て込んでいるのでお盆明けに来ることになるだろうと言っていました。
私はなぜか引っ越すことを言えませんでした。
それなのにおば様の言葉はそれを知っているかのような言葉で。寂しいけど頑張ってね、、。
不思議です。
でもこんな終わり方は嫌だから私が越した後に来るのであれば大家さんに次回はいつ来られるのか聞いてみようと考えています。
その時、きちんとご挨拶をしようと思います。
本当に離れがたく、今も思い出すと涙が溢れてきます。
なぜかそうなのです。
![_20190730_083943.JPG](https://stat.ameba.jp/user_images/20190730/08/mainitinotoki/42/3d/j/o0741106414516533285.jpg?caw=800)
先週は密度の濃いことが幾つかあって、それが落ち着いてきた矢先におば様と再会できた日曜日。
ここまで色々と本当に大変だったから、それは神様からのご褒美だと思いました。
流した涙。
今もここを離れることに寂しさはあるけれど、そしてこの先に不安もあるけれど、その時その時を生ききってきたと感じます。
だからきっとこの先も大丈夫かもしれないって思いも湧いています。
何が起きても私は自分の道を自ら照らしていけるような気がします。
だからアロンネスが出たのかな。
ラストスパートは続編にするかも。