資本主義の暴力性や破壊性を正確に認識し、その上で、資本主義とは異なる新しいシステムを云々...『大洪水の前に マルクスと惑星の物質代謝』斎藤 幸平を読み進めているのだが、いかんせん、隙を見つけては他の本で息抜きをしてしまう。そんなときに読みはじめたのがこの書。タイトルからして、ライトに読めそうだしね。
元カレにつくってあげた想い出のレシピを、元カレを引きずる(重い)思いとともに成仏させてくれる喫茶「雨宿り」。金曜日22時、埋葬委員会による人生相談がはじまる。
好きになった人にこそ、良いところを見せようと取り繕ってしまう。
これ、誰にでも経験あるよね?ただ、そういう恋はうまくいかないと相場が決まっている。だって、偽りの自分を愛してもらっても、長続きしないもの。
これ、めっちゃドラマ向き。キャスティングは誰がいいかな、むひひ...
なんてライトに読みはじめたものの、相談者たちの胸の内を聞けば聞くほど、それぞれが抱える問題にほろり泣いている店主がいた。ライトに読めてしまうくせに罪な書でした。
食べることで、体が回復するのはもちろんのこと、心もすっかりと前向きになれるのだから、食べることは生きること。この書でも学びました。
どうしたって、腹はへる。
【タイトル、著者】『元カレごはん埋葬委員会』川代 沙生
【出版社】サンマーク出版
【出版日】2023/12/10
【税込価格】¥1,760
【送料】¥370*レターパックライト
(複数購入時の送料は、DMでご相談ください)
【合計金額】¥2,130
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