【宿曜】求める対人関係が変わってゆく話【西洋占】 | 占い考察備忘録。心理占星術が好き。

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宿曜占星術・タロット・西洋占星術について考察した内容をまとめておきたいブログ。時おり心理学も絡めています。
今は四児の母(三人目双子)として家事育児に奮闘中。
老後は占い師として復活することを夢見ています。

こんばんは、まいな惺と申します。
息抜きにちょっとした暇つぶし記事を書いてみました(´∀`*)


今回は宿曜をからめつつ、求める対人関係についてのお話です。

宿曜占星術に関しては、一般的に言われている“対人関係の吉凶”以上に“個々がどういった対人関係を求めるか”が大切だと、私の一意見として過去に度々書いてきたかと思います。


皆様はご自身がどういった対人関係を求めているか、意識してみたことはありますか?

それを宿曜で分類してみるとなかなか面白い結果が得られるかもしれません♪


長い人生を生きる中、その時々で仲が良い人や関わりの深い人の宿を調べてみると、ある一定期間ずつ(もしくは一貫して)似たような相性の人とばかり関わっている傾向が見えてきたりしませんか?

もしかしたら、無意識のうちに自分が求める対人関係を引き寄せていることに気づくかもしれません。

そして、人生のその時々で自分がどういった人付き合いを求めてきたのかもよく分かり、自分を知る上でも興味深かったりします。


ちなみに私は以下の通りです(笑)↓

幼少期→栄親を主とする吉相性ばかりで壊皆無
学童期→バラエティに富んでいた
青年期→栄親過多と安壊過多が交互に
それ以降→危成の近・中距離ばっか

これらは別に意識してそうしたとわけではありません(特定の宿を引き寄せることはありましたが、引き寄せられること自体がすごかった笑)。

そもそも宿曜知ったのが青年期真っ只中なのでそれ以前は故意にやりようがなく、最近なんて生年月日を後から知ることばかりでコントロール不可なのに、、不思議なほどこういった傾向がはっきり出ているのです(笑)

これは自分を知るヒントになると同時に、対人関係がどれだけ無意識のうちに左右されているかということに驚かされます。



・・・
さて、ここからはもう一捻り。

私は宿曜だけでなく西洋占星術も同じくらい好きなので、さっきの自分の対人関係の傾向を惑星の年齢域に当てはめてこう書き換えてみます。

月の年齢域→栄親を主とする吉相性ばかりで壊皆無
水星の年齢域→バラエティに富んでいた
金星の年齢域→栄親過多と安壊過多が交互に
太陽期→危成の近・中距離ばっか

うーむ、なるほどです。
これを以下の自分のホロスコープに当てはめてみると、とてもハッキリ星の特徴が出ていることに驚かされます。


まず月を見ると、月は獅子座で最も高い位置にある…。
自分が一番でなきゃ嫌!って感じだから、月の年齢域には栄親とか優しい相性に知らない間に甘やかされていたのでしょうか。

そもそも家族とか親族との関わりが主なところから始まってくるので、自分では全く選べないのですが(笑)
そこまで星に表れているのが不思議ですね。


次に水星は双子座でノーアスペクト。
この年齢の時期は興味の対象もコロコロと移り変わったのかどうかは覚えていませんが(笑)、様々なコミュニケーション法や対人関係を楽しみたかったんですね、きっと。

ただ8ハウスということもあり、クラス替えなどがない限り一つの集団内での仲良しが変わることはありませんでした。


さらには金星は蟹座ですが、土星天王星の合と強いオポジション…。

土星と天王星なんて、両極端なのがお好きなんですね。しかも8ハウスなので関係が生じたらとことんどっぷり浸かります。
そして星を使いこなせるようになるまで中々安定しない…当然ながら、金星の年齢域には激しい感情体験も多くなってきます。
思い出すだけで疲れる(笑)


そしてとうとう太陽の年齢期。
まさに5〜6年くらい前から今ですが、本当に出会う人関わる人接近する人産まれる人驚くほど危成ばかり…それも何故か遠距離は皆無で近距離中距離のみ。

太陽は双子座0度なので自由人で、おそらく面白いと思ったものにしか近寄らず(危成は違いを楽しめる関係性なので、双子座の私は自分と異なるものに興味を惹かれるのでしょう)それでいて束縛されるのが嫌いなので危成がちょうどいいのでしょうか。

ただなぜ危成の中でも遠距離は皆無かというと、きっと違いすぎてひっかかる部分がなく、さらに自由人で飽きっぽいじゃ接点もできようがないのでしょう。
その証拠に、周囲にいる危成の近・中距離の方々とシナストリーで星の相性を見てみると稀に見るほどご縁が強い方々ばかりです(オーブ1度未満のライツの合やら複合アスペクトやらゴロゴロ)。
あまりにも気まぐれなので、そこまでしないと縁が生じないのでしょう(笑)

しかも太陽7ハウスだから、相手にコロコロ合わせやすい傾向なのも自分を見失いそうで結構しんどくて、余程ご縁がない限り安定して関わり続けるのは難しいんですよね。



・・・最後に。 

以前から思っていたことなのですが、自分が今まで生きてきた中での対人関係全般を通して見つめてみると、友衰の印象がとても薄いのです。

一般的にはかなり好まれる関係性である友衰なのですが、どうも自分の人生の舞台には登場しづらいというか…。


金星の年齢域をクリアしてきた今、星の観点からそれを説明できるようになったので自己満で書いてみます(笑)


私の金星はわりと傷ついており、金星期に体験した様々な感情体験が軽くトラウマになっています(今となってはまいな惺の土台として昇華しつつありますが)。

中でも金星は蟹座0度にあり、蟹座1度のバーテックスが合。さらにはアンチバーテックスは山羊座1度の土星と合。
これが何を示唆しているかというと…

蟹座0度の金星はものすごく感情豊かに共感する女性、さらにはバーテックス合ゆえそれが使命となっており、アンチバーテックスの土星が対人関係が生じたら常にそうすべきだと強制力を強めてきます。
それゆえ『共感は血の滲むような努力と忍耐でするもの』いった意味合いが生まれます。

実際私は『共感』というものについて強くそう思っているので、ちょっとした雑談やら何やらも必死で共感しようとしてしまい苦しくなり、さらには薄っぺらい共感やら気持ちに寄り添う風の言葉やらもバカバカしく感じてしまいます。


ここで友衰ですが、友衰の最も重要なキーワードは『共感』です。
おそらく私にとって、共感の相性など苦痛とアンバランスでしかなく無意識に避けてしまっているのでしょう。

カウンセラー(みたいな占い師)になりたいと思ったのも、共感は努力でするもの、それ相応の対価をいただいて真剣に人様に向き合っていきたい、共感は遊びじゃないといった想いからだったのかもしれません。

また危成の話に戻りますが、金星期が終わってから周囲が一気に危成ばかりになったのも、共感のしがらみから抜けつつ“共感しない相性”である危成はかえって自分にとっては心地よいのかもしれませんね(笑)

共感の星は占いのお仕事をする上で前向きに使っていこうと思います☆


【追記】
数ヵ月後に読み返してツッコミを入れたくなったのですが、、たぶん友衰ってそんなに堅苦しい相性じゃないと思うんですよね。
(むしろ危成の堅苦しさに慣れちゃってるのか^^;)

単に、私自身が昔から人と違うものにばかり興味を持ったりしているゆえか、自然と楽しく共感し合える相手自体がとても少ないのだと思います。
例えば、ニッチな趣味趣向が合う友衰の相手に出会えたりしたらまた違う感想を抱けるのかもしれません。



…あらら、毎度のことながら語りすぎてしまいましたΣ(・o・;)

皆様もご自身の求める対人関係を分析してみてはいかがでしょうか?
意外な自分の一面が発見できて楽しいかもしれません♪


ここまでお付き合いいただいた方々に感謝です^^*

ではでは、おやすみなさいませm(._.)m


まいな惺(まいなさとる)
2008年より占いの研究にはまり、2012年辺りから占い師として活動してきました♪
現在は育児に重点を置きつつ鑑定は無期限休業中。
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