さくらももこのホロスコープ | 占い考察備忘録。心理占星術が好き。

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宿曜占星術・タロット・西洋占星術について考察した内容をまとめておきたいブログ。時おり心理学も絡めています。
今は四児の母(三人目双子)として家事育児に奮闘中。
老後は占い師として復活することを夢見ています。

こんにちは、まいな惺と申します。

最近はお天気は不安定なものの、すっかり春らしくなりましたね♪♪

梅や桃に続き、今年はちょっと遅れているものの桜も綺麗に咲いてくる頃でしょうか。


思えば、この記事を書こうと思ってから1ヵ月近く経ってしまいましたが…

先日初めてちびまる子ちゃんランドの中に行ってきました!

妹と娘を撮ったら誘拐された子みたいになってしまったΣ(・o・;)

写真は撮影スポットのものですが、他にもちびまる子ちゃんの世界観が沢山再現されていました。

そんな中、自由にさくらももこの作品を読めるコーナーがありまして、私としては以前から気になっていた『永沢君』が面白かったです(笑)
娘がぐずっていたから流し読みになってしまったけれど^^;


と、前置きが長くなりましたが。

今回は、子どもの頃から大好きなさくらももこさんのホロスコープを私なりに読ませていただこうかと思います☆

1965年5月8日 静岡市 真っ昼間?

※時間に関しては、家にある雑誌に“良く晴れた日の真っ昼間に産まれた”という情報が書いてあったので、とりあえず13時に合わせておきました。


さて、まず目についたのが獅子座の月です。

ちびまる子ちゃんを始めとするさくらももこ作品にみられる傾向として、ちょっとした日常を面白おかしく激化することにより読者を笑いの渦に誘うところが多々あります。
それは、この月からあふれ出る感性の賜物でもあるかと思います。

またさくらももこさん自身、幼い頃からどこか大人を見下すような視点を得ていたのも獅子座の月ならではでしょう。
人生初期をそうして過ごされたことは、彼女の作品が生まれるにあたって重要な土台となっているように感じます。

この月は、おそらく時間差を考慮しても第11~12ハウスに位置していると思われます。
サインは獅子座と派手目であっても、さくらももこ自らその能力を世間にアピールしていくというよりかは、メディアにて才能が評価され広まっていく様子が伺えます。

加えてさくらももこと言えば、ちびまる子ちゃんやコジコジ等の漫画のほかにエッセイも有名ですが、この月は牡羊座の水星とトラインの可能性が高いです。
そのため、日常のエピソードを面白くかつテンポよく綴っていくことが出来るのでしょう。
また水星もこの日の真っ昼間なら第7~8ハウスにあるため、読む人を楽しませ、自らの世界観に引き込んでいくこともお手の物です。


一方で、太陽は牡牛座にあります。

さくらももこ作品全体に言えることとして、ちょっと触れてみるとクスッと笑える内容でありながらも、一見ほのぼのとした安心感に包まれているのはこのためでもあるでしょう。
その太陽は海王星と強いオポジションを形成しており、どこかメルヘンチックな要素も加わってくるように感じます。

加えてこのアスペクトは、現実を空想や妄想によってデフォルメし、独自の世界観を築く手助けにもなりそうです。
例えばちびまる子ちゃんの登場人物の中にはモデルとなった実在の人物がいることも多々あるそうですが、そういった人物をキャラクターとして上手にデフォルメできるのも太陽と海王星のオポジションならではであるように思います。


さらに金星も牡牛座にあり、海王星とオポジションになります。このことからも、絵画や音楽に触れるのが好きで、芸術に浸ることは彼女自身の喜びでもあるのでしょう。
もちろん、さくらももこさん自身もそういった才能に恵まれ、沢山の可愛らしい絵を描かれております。

また、彼女の作品には思春期(金星期15~25歳含む)のエピソードも多々掲載されていますが、どれをとってもこの金星の状態にしっくりきます。
例えば、人間の生々しい部分を見ずにマイペースに綺麗な世界に浸っていたいといった気持ちが強かったり、それでいて周りを気にせず黙々と漫画を投稿し続けたりといった青春時代を過ごしていた等のエピソードはまさにピッタリです。


少し視点を変えますと、火星もなかなか目立つアスペクトを形成している模様です。
何と言っても天王星との強い合、ここからは自らの独自性を強く打ち出していきたいといった衝動が湧いてくるかと思います。

ただその合は乙女座にあり、冷静で激しいツッコミといった形で現れることも考えられます。
例えば作品で例えると『永沢君』のような、絶妙なブラックユーモアを産み出すのでしょうか。
その火星や天王星は土星とオポジションであるため、ギリギリのギャグを交わしつつも一線を越えないように、ユーモアの中に緊張が張り詰めている感じがまた面白いのです。

余談ですが、火星は男性との関係も意味します。
さくらももこさんは離婚や再婚も経験されていますが、時おり火星が主張し激しい異性関係を生じさせるのかもしれません。


ここまで書かせていただいて、やはりさくらももこさんの才能は必然なのだなぁと感じました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。


・・・
おまけ。

先日人様からいただいたのですが、こんなのがあるみたいです。

妹と挑戦してみた時のもの。

思えばこれを手にした翌日、ふとちびまるこちゃんランドに行きたくなったのでした(笑)


まいな惺(まいなさとる)
大学院で学んだ心理学の理論をもとに、占星術やタロットを研究してます。
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