GACKT舞台・義経秘伝♪菊王丸がすばらしかった! | 江戸手描き友禅「染工房 まいむらさき」のそめいろ日記

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栃木県小山市でそめもの教室の講師をやっています。
染め物のコトや、じんくん(秋田犬)のコト、歴史、芸術、美術、日々の色々を綴っていきます。

染師・まいまい です



GACKTさんの舞台を姉・ミニカと観に行きました

大宮の千秋楽ね


MOON SAGA-義経秘伝-第二章~教経編~



感想です



↓今回、二章のGACKTさん演じる義経

辛い過去に囚われた義経は暗い青年に成長した設定?らしい・・・

GACKTさんが足首骨折したこともあってか、
義経はあまり派手な動きがなかったですね


う~ん・・・この髪なんか違う・・・








↓前回、一章の義経の髪の方が断然いい、好き
義経らしい


チビ、おしっこもらし、がきんちょ、泣き虫、弱虫、だだっこ・・・
ステージ上を駆け回っていた、わんぱく少年の可愛かった義経

かっこつけてますが・・・






今回の二章でも
「この舞台は、この役者のためにあるようなものだ!」と感じさせられた、
完全に周りの役者・空気を喰った、見事な役者さんがいらっしゃいました


菊王丸(通称・キク)を演じた、堀江慎也さん

すばらしかったですよ


堀江慎也さんがプリンシパルビックリマーククラッカー



物語のキーマンなので特に注目される人物ではありますが・・・

キクは、芝居の見せ場になるシーンで大活躍でした



キクのキャラクターは、平家方の武将の護衛

仲間となつっこくじゃれ、
猿や犬のように四つ足で常に走り回る、
もののけ・・・のような、でも人だよね?という
気になるし、目立つ役どころ



あどけない口調で「ワルイヤツ・・・コロス・・・」
くらいしかしゃべらない、低い知能だけれど、
ずば抜けた戦闘能力を秘め、
戦闘能力を覚醒させると、もう誰にもとめられない


ロールプレイングゲームで言うところの、
とんでもなく強い召喚獣を召喚しっちゃったみたいな感じ




悲しい見せ場である、
キクが、一方的に思いこみ殺人行為に暴走するシーン

人間離れしたキレのある美しい動きと心地良いスピード感の攻撃、
反面、それ等に似つかわしくない、もたもたした幼い片言・・・・

「ワルイヤツ・・・コロス・・・」

背筋がゾワッとしましたよ


シーンが「きまった」瞬間、
おしみない拍手を送りましたよ

私と姉含め、たった3人ほどしか拍手しませんでしたが

こういうところは、「はいっ!ここ拍手!」という、
芝居の中でも「完全な見せ場」なんだけどな・・・
このお芝居は初めて観たけど・・・
ひいきの役者以外の場面でも拍手すると、
演じる側・客席側、共にもうちょっと空気がしまるんだけどなあ・・・


キク役・堀江慎也さん




サイドプレイヤーの方々が見事な舞台で、とっても面白かったですよ


千秋楽はちょうどハロウィンで演者は、開演始めだけ仮装し、
着ぐるみや、なぜか武人が女子高生とかだったし

お客さんも仮装の方がいっぱいでしたよ



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