④必見!岡田美術館の様子は、こんなでした!入り口 搭乗手続き同様のセキュリティーチェック! | 江戸手描き友禅「染工房 まいむらさき」のそめいろ日記

江戸手描き友禅「染工房 まいむらさき」のそめいろ日記

栃木県小山市でそめもの教室の講師をやっています。
染め物のコトや、じんくん(秋田犬)のコト、歴史、芸術、美術、日々の色々を綴っていきます。

染師・まいまい です



歌麿の「深川の雪」を観に、箱根にある
昨年オープンした岡田美術館に
行って参りました

岡田美術館のようすです

日本(東洋)美術の美術館ですね



到着早々トイレ・・・
旅行者にトイレの心配はつきものですよね
 
一番近いトイレは下図、中央部奥、館内に
あります

外にはありません



入り口

チケット売り場までが撮影可能なエリア
と係員さんにお聞きしました
この辺までです
(撮影時 平日15時頃)







混雑で行列する来館者・・・

ホテルマンさながらの知的で上品な
シュッとした、おにいさま(係員)が、
優しいものごしのおねえさまが(係員)、
入場にさいしての注意をお客さまに
よく透る声で呼びかけしていましたよ





館内での撮影はできない決まりです。

カメラ、携帯電話、スマホ、カメラ機能つき端末、

水をはじめとする液体持ち込みも禁止されてますので

まず、それらをロッカーに置いていきます。



ケイタイ・端末を置いて行ってしまうと、
時計もないことになり、困りますよね

館内、各階に時計がありました
ご安心ください


入り口を入るとさっそく
100円玉が返却されるタイプのロッカーがずらり・・・








次に入館料を払い・・・
大人2800円 小中高生1800円



あ、ちょっと余談・・・
「楽しい美術館!」を合い言葉に
館長さんはじめスタッフさんで
取り組み中なんですね

では、感想、思いついたことも
交えていきますので

参考にしていただけたら
幸いです


飛行機の搭乗手続きの
セキュリティーチェックと全く同様の
チェックを受けます

手荷物をベルトコンベアに流し、
金属探知機のゲートをくぐる・・・


ここはカイロ博物館かっ
つっこみたくなる警戒ぶり・・・・


カイロ博物館のように
ファラオの遺物がケース無しの
丸出しでゴロゴロ展示され
リアルと時代の臨場感をもろに
感じさせてくれるのかと思ったら・・・


展示室の作品全てが
まさかのガラス越しです


景徳鎮やら古九谷やら
金屏風、蒔絵、
名だたる掛け軸、美人画・・・・

すばらしい逸品が勢揃い



こんなにどっさりあるのだから、
せめて1点くらいは
直に鑑賞できる展示をしても
いいのでは・・・

厳重なセキュリティーチェックをした
意味がわかりません


現代作家のオブジェは
通路にケースにも入れず
出しっぱなしで展示されてしたよ



液体(飲み物)の持ち込み禁止ですから、
水分補給することかなわず・・・

展示室は5階建てなのですが、各フロアに
トイレの辺りによくある「水飲み場」を
つくるべきだと思います

カフェなども結構ですが、展示室のそばに
自販機つきの休憩所もほしいです
(カフェは展示室とは全く別の所、外にある)

長い時間が経ったことも忘れるほど
真剣に見学して、のどカラカラの
来館者からすればオアシスです


来館者はご高齢の方が多く、
長いこと水分補給できないのは
酷なことです

熱中症・脳梗塞・心筋梗塞…


見ていると、飲み水さえも持ち込めない
ことに戸惑うマダムがたくさん
いらっしゃいました




あと・・・
展示室がやかましい



おじさまは静かで
話ても専門的な意味深い
お話なのですが・・・

オバチャンが口を開くと
「あら~、舞妓さんだぁ!」
「あららら~、へ~、金屏風!」
見ればわかるからっていう、
全く無意味なおしゃべり・・・


展示室は音が響くつくりで
オバチャンのペチャクチャ声が
大音量でエンドレスで流れ続け、

「春画」のコーナーでは
はしゃぎっぷりが、
いよいよ頂点に達してました

「ちょっとは黙ってらんないのか 」と
ぶち切れそうでした


この騒音の無法地帯

どうにかしてください

私が来場したときは「深川の雪」が
ある階しか係員さんがいませんでした

各階に係員さんがほしいです








奥が館内入り口です

午前中、11頃には入場制限がされ
この入り口からあふれ人が並んでました

館内に入った後も、しばらく列が続いてました

けれど、全く動かない行列ではありません
定期的に係員が誘導してました


平日でこの大盛況ぶり
すごい

さすがは歌麿




仮設?のミュージアムショップ

「深川の雪」の図録 1200円



館内にミュージアムショップがないのも
おかしいです


正門?玄関?出て左
なぜか急坂にあり、手すりもない

上がっていったはいいが、
手すりなしの坂のこわごわ降りるマダム

ミュージアムショップ自体を
断念せざるを得ないマダム多数



入館料2800円は高いと思いました


つづく・・・




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