登場人物 (前職の会社の同期たち)

 

このお話の始まりはこちら。

前の職場の同僚が、調停中だった①

 

パンダ…私。

藤木くん…20代で独立して、すぐにその事業で成功する。現在も仕事はとても順調。現在奥さんと離婚調停中。2人の子供がいる。

奥さん …ボルボに乗った彼氏と不倫していた。とにかくお金に執着があり、夫のお金を散財する。母親には高額なシッター代を支払っていたがお父さんは知らなかった。

ZくんとYくん…同期の男子

Aちゃん…同期の女子

 

 

 

さて話は戻り、BMW男と

セミナー講師の鬼崎の会話。

 

 

 

BMW男

「ちなみに今日のセミナーは

 収穫ありました?」

 

 

 

セミナー講師鬼崎

「そうね、前に並んでた数名は

 その場で入会して

 真ん中の方にいた奥さんは

 ちょっと悩んでたから

 きっと帰ってご主人にでも話して

 諦めるでしょうね。」

 

 

 

BMW男

「そうですか、じゃあまだもう少し

 続けて大丈夫そうですかね。」

 

 

 

セミナー講師鬼崎

「やっぱり私は、

 独身とかシングルマザーとか

 そういう

 女性相手の方が得意みたい。」

 

 

 

 

…得意っていうか、

つまり心の隙がある人しか

説得出来ないってことではないのか?

 

 

いやそれより、

(まだもう少し

 続けて大丈夫そうか)って

 

…やっぱりある程度儲けを出したら

飛ぶということなんでは。

 

 

 

本当に奥さんって

トラブルのあるところに

自ら飛び込むタイプだな。

 

 

 

BMW男

「じゃあとにかく

 彼女(奥さん)のことは

 一旦鬼崎さんにお任せするので

 クリニックの件も鬼崎さんが

 なんとかしてくれたことにしてください。

 

 その方が、鬼崎さんに対する

 信頼度がアップするんで!」

 

 

 

 

セミナー講師鬼崎

「わかったわ。じゃあとにかく

 次の手術の手配、急いでね。」

 

 

 

 

それから2人は

ある程度雑談をしたあと

その場で別れた。

 

 

探偵はBMW男の後を

つけて行くことにした。

 

 

 

 

 

 

それから30分後

 

 

 

探偵AさんLINE

「BMW男ですが、

 違う駅のカフェでまた

 別の女性に会ってますよ。

 

 内容を少し聞きましたが

 あのセミナーの件です。」

 

 

 

この男は一体どうやってこんな風に

新しく女性を集めてるんだろう。

 

 

と思っていたら後日

 

 

さすが探偵さんのお仕事は早い。

 

 

 

BMW男は、マッチングアプリに

(起業家・投資家)として

しっかり登場していたのだ。

 

 

 

本当に、世の中の独身女性の皆様。

 

 

そして、

年頃のお嬢さんがいるご家族様。

 

 

 

 

 

昨今マッチングアプリで出会い

幸せな結婚をする人も

多いことは知っていますが

 

やはりこうして、マルチとか投資詐欺とか

結婚詐欺とか既婚者とか

サイコパスとかなんじゃかんじゃと

 

危ない男も、たくさん潜んでいるのです。

 

 

 

もちろん逆も然りで

危ない女性もいるとは思いますけど

 

好きという気持ちを暴走させる前に

 

相手の家族・友人には絶対に

会ってください。

 

 

 

本人がどんなにいい人だろうと

それは相手がサイコパスだったり

モラハラ男だったりすると

 

結婚するまで、その化けの皮は

剥がさない可能性があるので。