登場人物 (前職の会社の同期たち)
このお話の始まりはこちら。
パンダ…私。
藤木くん…20代で独立して、すぐにその事業で成功する。現在も仕事はとても順調。現在奥さんと離婚調停中。2人の子供がいる。
奥さん …ボルボに乗った彼氏と不倫していた。とにかくお金に執着があり、夫のお金を散財する。母親には高額なシッター代を支払っていたがお父さんは知らなかった。
ZくんとYくん…同期の男子
Aちゃん…同期の女子
BMW男が電話をするために席を立った時
探偵さんの1人も
その後をついていく。
どうやらBMW男は、
トイレの個室に入ったようだ。
そんなの
めちゃくちゃ聞き取りやすい。
もし隣の個室に誰か入ったら
聞かれるってことを
想定しないのだろうか。
それとも別に、
知らぬ誰かに聞かれたとて
どうでもいいのだろうか。
BMW男電話
「あぁ、もしもし。
今、例の彼女と一緒だけど
そう、鼻のこと。
俺も今日見てさすがにあれじゃあ
気にするって思ったよ。
早く修正してあげてよ。」
奥さんが鼻の整形をした
美容外科の誰かと
話しているのだろうか。
BMW男電話
「いやそれでも、⚪️⚪️先生だけしか
そのオペの時にはいなかったの?
最後に院長先生が
チェックしてくれるんじゃなかったの?
うん、、
伝えたよ、伝えたけど
彼女に60万は高いって言われた。
元々安かったから受けたのにって。
でも、俺でもそう思うよ。
そりゃあそんな安い値段で
上手い先生がやってくれるはずないって
わかってるけど・・
例え研修医上がりの先生だったとしても
ここまでとは思わないし
君の紹介だったから信用したのに。」
意外とBMW男くんは
この整形に関しては、
奥さんの味方のようだ。
紹介してくれたという
看護師と話してるんだろうか。
BMW男電話
「は?他で修正?そんなことしたら
それこそもっと高い金額
払うことになるんだろ。
・・・何それ、⚪️⚪️ちゃんまで
そんなこと言うの?
それじゃあどっかの悪徳クリニックと
一緒にされるよ?
オペを受けたのは自己判断って
それは綺麗になりたいから
彼女だって先生の言葉を
信じて受けたんだろ。
・・とにかくじゃあ、
もう君を間に挟まない。
直接先生と話しをしに行くよ。
彼女の現状も
見てもらったほうがいいし。
いや、そういうことじゃない。」
聞けば聞くほど悪い人ではない・・?
すると
BMW男電話
「このままじゃあもう、
お金、引っ張れなくなるぞ!」
やっぱり、目的はそれか。
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