登場人物 (前職の会社の同期たち)
このお話の始まりはこちら。
パンダ…私。
藤木くん…20代で独立して、すぐにその事業で成功する。現在も仕事はとても順調。現在奥さんと離婚調停中。2人の子供がいる。
奥さん …ボルボに乗った彼氏と不倫していた。とにかくお金に執着があり、夫のお金を散財する。母親には高額なシッター代を支払っていたがお父さんは知らなかった。
ZくんとYくん…同期の男子
Aちゃん…同期の女子
鼻の修正について
話しをしていた奥さんとBMW男。
奥さんの言い分もわかるが
そもそもやはり、メスを使うオペを
安さとか、知り合いという理由で
やってもらってはいけないと
心底感じずにはいられない
エピソードだと思う。
BMW男
「いやぁ、、
美的センスっていう話をされると
そこは難しいよ、、。」
奥さん
「・・・・・
あのさ、ここ数日
ずっと考えてたんだけど」
BMW男「ん?」
奥さん
「私やっぱり、
BMW男さんと一緒に
仕事するのは辞めておく。」
BMW男
「えっ、どういうこと?
今回の、鼻のことが原因?」
奥さん
「うーん、、それだけじゃないけど
・・なんかBMW男さんと話してたら
お金の話ばっかりになっちゃって
・・・今日のセミナーも
すごくいい話だったと思うし
スタッフの人もいい人だけど、、
多分私、そんなに早く
お金用意出来ないし。」
BMW男
「いやっ、そんなにお金の話ばっかり
したいわけじゃないよ。
奥さんが興味ある感じで
話を聞いてくれてたから
好きなのかなって思って
色々話してたんだけどな・・・」
BMW男くん。
カモが逃げそうになって
戸惑っているのかな。
奥さん
「そりゃあ仕事は
成功したら嬉しいけど
私は人生そればっかりが
幸せの形じゃないから。
とにかく今は、この鼻が治らない限り
全然テンションも上がらないし・・
人前に出れる気もしない。」
BMW男くん
「・・・まぁ、そうだよね。
それはわかる。
わかるから。。。
待って、じゃあ今もう1回
鼻のことは、値段交渉してくるよ。
でも僕はその鼻が
変だとか思ってないから
だから、、あんまり気にしないように
して欲しいなって
思ってただけだから。」
もしかしたら奥さんは
駆け引きをしているのかもしれない。
本当はセミナーとか出資の話から
手を引くつもりはないけれど
BMW男を試しているのか?
どちらにせよ側から聞いている分には
騙し合いをしているだけ。
さて。
探偵さんの凄いところは
ここでちゃんと
探偵の一人が席を立ち、
BMW男についていき
この後の電話のやりとりも
聞いていたということだった。
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