登場人物 (前職の会社の同期たち)
このお話の始まりはこちら。
パンダ…私。
藤木くん…20代で独立して、すぐにその事業で成功する。現在も仕事はとても順調。現在奥さんと離婚調停中。2人の子供がいる。
奥さん …ボルボに乗った彼氏と不倫していた。とにかくお金に執着があり、夫のお金を散財する。母親には高額なシッター代を支払っていたがお父さんは知らなかった。
ZくんとYくん…同期の男子
Aちゃん…同期の女子
お義父さんから電話が鳴って
藤木くんはその電話に出た。
お義父さん電話
「あぁ、電話に気づかずすまなかったね。
さっきまで家内と2人で
今後について話し合ってたんだ。」
藤木くん電話
「そうでしたか。それで、、
話はまとまりそうですか?」
お義父さん電話
「いや、家内は言ってることが
コロコロ変わって、、
話していたら疲れるよ。
…それより、娘のことだったな。」
藤木くん電話
「はい、そうです。」
お義父さん電話
「実はさっき、帰って来た気配はあって
玄関からはそのまま
自分の部屋に向かったから
顔は見てないんだよ。」
藤木くん電話
「…そうでしたか…でも、、
もう今日はその家、、
出ちゃいますよね。」
お義父さん電話
「いや、そのつもりだったけど
さっきのメッセージ読んだよ。
娘の顔を見てから出た方がいいなら
もうしばらく話をして
それから出ようと思う。」
藤木くん電話
「それは助かります。
…大丈夫ですか?」
お義父さん電話
「あぁ、大丈夫だよ。
どんなことをしてきたのか
聞けたら聞いておくから
また後で連絡するよ。」
そんな話をしながら
藤木くんは電話を切った。
◆
探偵aさんLINE
「今、2人の会話からBMW男が
飲食店やエステなどの経営をしてると
わかりました。」
電話を切ったら
BMW男についていた探偵から
LINEが入っていた。
藤木くん
(経営者か・・・もしかして
そいつに出資してもらって
エステでも始めるのか・・・)
探偵aさんLINE
「まだ詳しいことはわかりませんので
憶測でお伝えするわけにいきませんが
一旦聞こえてきた情報を
お伝えさせていただきます。」
ん。
探偵aさんLINE
「今、もう一人の男に
電話がかかってきて席を立ったので
BMW男は一人なのですが
さっきまでBMW男が
(今日会ってた女が
結構金持ってそうなんだよね。
いくらまで出せるか
確認してみないと。)とか
(多分その女っていうより
家が金持ちなんだと思う)
って言ってまして・・」
ん。
藤木くんLINE
「もしかして嫁はその男に
騙されてる可能性も高い
ってことですかね。」
探偵aさんLINE
「そうかもしれません。
男が帰ってきたら
引き続き話を聞いていきます。」
なんだか、
おかしな展開になってきた。