登場人物 (前職の会社の同期たち)

 

このお話の始まりはこちら。

前の職場の同僚が、調停中だった①

 

パンダ…私。

藤木くん…20代で独立して、すぐにその事業で成功する。

     現在も仕事はとても順調。現在奥さんと離婚調停中。

     2人の子供がいる。

奥さん …ボルボに乗った彼氏と不倫していた。とにかくお金に執

     着があり、夫のお金を散財する。母親には高額なシッタ

     ー代を支払っていたがお父さんは知らなかった。

ZくんとYくん…同期の男子

Aちゃん…同期の女子

 

 

 

 

 

AちゃんLINE

「ねぇ。これさ、

 藤木くんの奥さんじゃない?」

 

 

奥さんが突然家にやってきて

あっさり帰ったその直後

藤木くんは、Aちゃんからの

グループLINEを開く。

 

 

そこにはInstagramの

スクリーンショットが

貼り付けられていた。

 

 

 

 

藤木くんLINE

「ん、、、、」

 

 

最近食べ過ぎだけど

運動だけは欠かせない。

 

でもこのあと、⚪️⚪️ホテルで

アフタヌーンティーしちゃうんだけどね。

 

 

 

このメッセージと共に、

鏡に映った自分の身体のラインを

思いっきりアップしている。

 

そして、有名なホテルの

アフタヌーンティーの写真。

 

 

 

さらにAちゃんは2枚の

写真を載せる。

 

 

 

AちゃんLINE

「さっきのは1ヶ月前だけど、

 次のは3日前。」

 

 

 

ん、3日前ってことは

もうすでに家を追い出されている日。

 

 

今日は束の間の休息時間。

たまには子育て、休憩してもいいよね。

 

 

 

そんなコメントと

旅館らしきところの

お部屋で食べる夕食と

なんか夕焼けみたいな風景

 

の、写真。

 

 

 

 

 

私LINE

「あ。私ここ知ってる

 行ったことあるから。

 

 箱根じゃん。」

 

 

 

 

藤木くんLINE

「え、箱根?え?3日前に?」

 

 

 

 

AちゃんLINE

「まぁ、数日の

 時間差はあるかもしれないけど。

 

 あと、ちょっと前後するけど

 2ヶ月前の写真ね」

 

 

 

 

今日は銀座でエルパト。

今は欲しいものないんだけど、

ひとまず財布でも買っておこうかな。

 

 

※エルパト

エルメスパトロールのこと。

欲しい人気商品を買うために、店舗を何度も

訪れる様子。

 

 

 

そんな内容とともに

エルメスの箱と財布が

いろんな角度から写されている。

 

 

 

AちゃんLINE

「後ろに絵画が写ってるけど

 これって、藤木くんの家でしょ。」

 

 

 

藤木くんLINE

「あぁ、、間違いない。

 

 ・・・でもAちゃん、、

 どうやってこのアカウント

 見つけたの?」

 

 

 

 

AちゃんLINE

「藤木くん、知らなかったの?

 

 このアカウントに

 藤木くんの会社の名前

 結構出てるよ。

 

 社長の嫁っていう感じ

 前面に押し出してるもん。

 

 まさかと思って検索したら

 奥さん出てきてびっくりよ。」

 

 

 

藤木くんLINE

「えっ・・・」

 

 

 

 

AちゃんLINE

「なんかもしかしたらって

 思ったんだよね。

 

 だって友達との飲み会に

 一緒に来ちゃうような奥さんでしょ。

 

 ってことは、

 私が藤木くんの嫁よっていう

 アピールが

 どっかにあるんじゃないかなって。

 

 そしたら、ビンゴだった。」

 

 

 

 

私LINE

「なるほど・・・」

 

 

 

 

Aちゃんの読みも鋭いが

やっぱりこの奥さん、、、

承認欲求の塊だったのか。

 

 

 

 

 

 

 

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冷蔵庫マット、引っ越しで、新しいものに変えました。

 

引越し族なので、家を出る時は少しでも

傷や汚れを減らしたいのですが

今回の引越しの際も、この冷蔵庫マットのおかげで

床が綺麗なままでした!!拍手照れ