登場人物 （前職の会社の同期たち）
このお話の始まりはこちら。
パンダ…私。
藤木くん…20代で独立して、すぐにその事業で成功する。
現在も仕事はとても順調。現在奥さんと離婚調停中。
２人の子供がいる。
ZくんとYくん…同期の男子
Aちゃん…同期の女子
平日の子育ては全部、
シッターさんかお義母さんに
任せきりだった妻。
今何しているかを聞いても、
嘘をつく妻。
普段2人の子育ては大変だろうなと
仕事がない時間は
夜も土日も、寝る時間を惜しんで
手伝ってきたつもりだったが
むしろ妻は一体、
何をしているのだろう。
まさか浮気？
いや、それはまさか・・
藤木くんは、それはあまり
疑っていなかったそうだ。
藤木くん LINE
「さっき家に帰ったけど
うちにいなかったじゃないか。」
奥さん LINE
「は？何？私のこと試してるの？
最低なんだけど！」
藤木くん LINE
「最低って、、嘘ついて
子育て人任せにして、、
一体どこで何してるの？
毎日毎日、
子育てしてなかったとしても
そんなに外で遊ぶことってある？
どんなに俺が外で仕事してきても
子供預けるために
そんなにお金使うなら
それこそ幼稚園とか保育園に
預けたほうがいいじゃないか！」
奥さんLINE
「保育園とか幼稚園って
通うにはちゃんと親が
通園させないといけないの！
お弁当とかママ友とか
そういう付き合いになるの！
あなた出来るの？」
ん？おや？
藤木くん LINE
「いや、言ってる意味がわからない。
通園させるのが嫌で
家に来てくれるシッターや
お義母さんを頼んでるのか？
ママ友やお弁当作りが嫌で、
通わせてないのか？
子供が3歳になるまでは
一緒にいたいからって
言ってたじゃないか。
それなのになんで一緒にいないんだ？」
奥さん LINE
「あのね、年子の2人の子育てを
毎日家にいてたった1人で
出来るわけないでしょ！
土日しか家にいないくせに
何言ってるの？」
藤木くんLINE
「そのセリフ、平日もずっと家にいて
夜も子育て大変な女性が言うなら
ものすごくわかるよ。
でも、平日ほぼ1日も
家にいないらしいじゃないか。
最近1人だけで子供の食事を作って
食事をあげたこと、あるの？
もう随分ないんだろ？
土日も近場で旅行とか外食ばっかりで、
家で作ったこともないし
でもそれを俺が求めたことなんて
１回もなかったよね！
週に４・50万使って
人に全部預けてるんなら、
それならシッターも
お義母さんも頼まず俺がやるから
代わりに働きに出てみたらいいよ。」
奥さん LINE
「何それ、そうやって専業主婦を
バカにする夫が一番やばいから。」
。。。
藤木くん LINE
「専業主婦をバカにするって、、
何がどうなったら
そういう思考になるんだ？
俺がやばいなら、
奥さんがずっと家にいられるのに
シッター代金こんなに払ってる旦那
日本にどれくらいいるんだ？」
奥さん LINE
「あのねぇ、あなた以上に稼いでる人は
いくらでもいるから。」
◆
そしてお話は、
私たちのグループLINEに戻る。
Aちゃん LINE
「あー、、、えっと。
聞いていて何も共感が出来ないのは
そもそものベースが
シッターとお義母さんに
すでに月に４・50万円を払って
平日はプチ旅行をして、外食のみって、、
そんな家、ほとんどないから。」
Zくん LINE
「あなた以上に稼いでる人は
他にもいるって。。。
奥さん、何が言いたいんだ？」
藤木くん LINE
「わからないけど、
とにかくもうそういうことなら、
そもそも奥さんは子供育てるの
好きじゃないんだろうなって思うし
第一子の時から家では
子供に対して
常にヒステリックだったしで
それで、言ったんだよ。
この先俺が育てるから、
離婚したいって。」
私 LINE
「うん。そしたら？」
藤木くん LINE
「あ、うん。
ドアを破壊された。」
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