シーズン3 登場人物
● 主人公 紀子(ノリコ)さん
…40歳のワーママで一人息子は高校生。美容オタクでスタイルの良い美人。料理はプロ級。ある日夫と親友の秘密を知る。
●紀子の夫 マサル
…紀子さんの大学時代の先輩。都内で祖父の代から引き継いだ不動産会社を経営している。スマートで男女問わずモテる。
●紀子の親友 真子
…紀子とは高校時代からの親友。紀子たちの結婚式で健二に一目惚れされて結婚。娘が二人いる。
●真子の夫 健二さん
…マサルと大学時代のサークル仲間。普段はマサルとよくサーフィンに行っている。明るく子煩悩。
●メグちゃん、メグちゃんママ・パパ
……あるきっかけで、真子との関係性がわかる。
●田中君
…マサルの後輩で、マサルの会社の部下でもある。今回は紀子さんに頼まれて、尾行・追跡を行ってくれた。
※このブログは様々な女性の人生の一部を、私が本人に変わって書いています。
シーズン1 ミキの芝生 『不穏な着信』
シーズン2 武田さんの芝生
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真子からメグちゃんパパに送った
LINEの時刻は13時半
ランチが終わった直後と推定される。
真子→メグちゃんパパ
「今日はごちそうさまでした!
楽しくてあっという間でしたねー。
ランチのパスタ
今まで食べた中で
世界一美味しかったですー!
全然時間が足りなかったので
来週が待ち遠しいです!」
世界一って。
嘘つけ!
と思うが、
男性はこういう女性が
きっと好きなんだろうね。
褒めちぎってくれて
男として、
持ち上げまくってくれる人。
でも、
真子は母親であり、人妻だ。
メグちゃんママと紀子さんと私は
このLINEを読んでいただけで
げっそり痩せた気分だ。
てか、来週も会うのか。
今日は、ランチだけで
物足りなかったのだろう。
メグちゃんパパ→真子
「そんなに喜んでもらえたら
こちらこそ嬉しいですよ。
じゃあまた来週!」
メグちゃんパパの方は
調子はいいが、
そこまでハマっている感じはしない。
また来週。と書いているあたり
このラリーも早く
終わらせたいのだろう。
紀子さん
「・・・それにしても真子
マサルとは1年続いていたらしいので
思いっきり二股ですね。」
メグちゃんママ
「え?1年も?」
紀子さん
「…お恥ずかしい話です・・」
メグちゃんママ
「男って・・バカですね。
こんなわかりやすく
誘いに乗ってしまうんですね。
世の中テレビを見てても
なんとなく男性の方が
クローズアップされている気もしますが
不倫って当たり前に、
男と女が揃って初めて
成立する関係じゃないですか。
女だって・・同罪ですよ・・・」
私
「そうですね・・・」
それからさらに私は
LINEを読み進めた。
次に会う場所などについては
きっと会った時に常に
直接話しているのか
いつもあまり詳細には書いていないが
「メグちゃんパパの手が大きくて
ドキドキしちゃいましたー。」
「今日のめぐちゃんパパの服装、
ああいうテイスト
大好きなんですー!」
と、中身のない会話ばかり。
私が嫁の立場なら
まともに読むことは出来ない。
いや、嫁の立場じゃなくても
目の前にいる
メグちゃんママの表情を見ていると
その場でこれ以上読むのは
とてもキツくて、一旦読むのをやめた。
私は二人に尋ねた。
私
「あの・・これからお二人は
どうされたいですか?
真子のこと。ご主人のこと。」
紀子さん
「むしろ・・
どうしたらいいでしょうか。」
横で、メグちゃんママも
頷きながら、
すがるような目で私を見ていた。
※朝のブログにも
沢山のコメント、ありがとうございました。
夕方になってやはりチビパンダは
少し熱が上がってきました。
昨夜ほどではないのと、
相変わらずよく食べますが
明日も保育園はお休みして
ゆっくり過ごさせたいと思います。
私の体調についても
気遣ってくださってありがとうございます。
小さいパンダを抱いて寝ている
その娘の隣で
私も時々お昼寝しながら体を休ませています。
最近冷えてきましたね。
皆さんもお体にはお気をつけくださいね。
PS.今日の記事はあらかじめ書きためておいたものを、
少し編集して出しています^^
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