このブログは私の親友ミキの結婚から
別居に至るまでを書いています。
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しかし現在は記事がリアルに追いついたため
最近あった隣の芝生話をパート2として書いています。
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※登場人物の職業や年齢、名前、私との関係性は、
身バレ防止のため実際とは異なる部分も多いですが
本人の了承を得て書いています。
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奥さんとも
早く離婚してあげてくれ。
部長にそう言われて
宇宙人小田がそのまますんなり
はい、わかりました。
的な素直な返事が
出来るわけはない。
小田はまだ
土下座の姿勢を崩さぬまま
顔だけは部長を見上げて言った。
小田さん
「部長、それでは
妻と早急に離婚したら
解雇しないで頂けますか?」
なんでやねん!
と私なら、
坂本冬美ばりに拳を回して言うが。
特に「で」の部分を
めちゃくちゃ強めに
右足を床にどーんしながら言うが。
部長はそうは言わなかった。
理由はここで
そんなこと出来ないと伝えたとして
じゃあ離婚する意味ないと
そう思われてしまったら
元も子もない。
部長はこの場にこそ
勢いで出てきたりはしたが
それでも
会話の先に見えるもの
宇宙人が言いそうなこと
それらを計算しながら
話をしているようだった。
部長
「小田くん。今君は、
自分が起こしてしまったことについて
その修復や改善、収束に対して
自らなんにも
行動を示してないってこと
ちゃんとわかってるか?
誰にも謝ってないし
誠意を見せてない。
傷つけられた女性達は
自らの力や考えで
先に進む努力をしてる。
それなのになぜここで君だけは
自分のための
交換条件みたいな話をするんだ。」
小田さん
「……」
部長
「小田くん、
本当に君にはわたしの気持ちが
女性たちの思いが
伝わらないのか?
心底ダメなやつだったと
思うしかないのか?
わたしが君を
仕事で認めてきた理由
女性たちが君を
好きになってくれた理由
離れた理由も意味も
ちゃんと考えるんだ。
自分の気持ちじゃない
相手の気持ちを
考えるんだ!!」
小田さん
「う…う…う…
うわぁぁぁぁぁぁ…」
驚いた。
小田が、泣いた。
武田さんと部長は
しばらくその姿を
黙ってみていた。
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