このブログは私の親友ミキの結婚から
別居に至るまでを書いています。
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しかし現在は記事がリアルに追いついたため
最近あった隣の芝生話をパート2として書いています。
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※登場人物の職業や年齢、名前、私との関係性は、
身バレ防止のため実際とは異なる部分も多いですが
本人の了承を得て書いています。
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顔の引きつったおじさん。
まぁ、小田のことだが
モニターに映される
社員たちのあふれる笑顔の中
たった一瞬とはいえ
あの引きつった顔。
どんな心境だっただろう。
すぐに小田は表情を取り繕い
小田
「おー、おめでとー…」
とだけ言った。
武田さん
「あと・・申し訳ありません。
皆さんには
ご迷惑をおかけするのですが
この度赤ちゃんを授かりまして…」
女性社員
「えっ!!そーなの!
武田さん、ダブルでおめでた!!」
男性社員
「すごいなー!!
体調は?つわりは酷くないの?」
武田さんはこの部署の、
こういうところが好きだった。
会社や業種によっては
突然の妊娠や結婚は
あまり喜ばれないところもある。
しかし育休や産休制度もしっかりして
その後の復帰率も高いこの職場では
急な妊娠報告でも
ネガティブなことではなく
特にこれ以上話題を引きずることもなく
皆がすんなり受け入れてくれるような
風土が根付いていた。
武田さん
「今、体調は問題ありませんので
産休に入るまでは
今まで通りの仕事をさせていただく予定です。
私の希望は、
産後この職場に戻らせていただくことです。
育休に入るまで
精一杯頑張らせていただきますので
よろしくお願いいたします。」
今度は小田がなぜか
うんうんとうなづいていた。
武田さんはこの時
物凄い違和感を感じたらしい。
部長
「そういうことだ。
武田さん、おめでとう!
さぁ、じゃあさっき指示した通り
みんなそれぞれの仕事にかかってくれ。」
そして皆一斉に
モニターを切った。
武田さんは、
皆に報告できた安堵感から
なんだかスッキリした気持ちになって
パソコンに向かった。
それから20分後
武田さんの社内メール宛に
なんと小田からメールが届いた。
前から宇宙人だとはわかっていたが
その内容を見て
さらにこの人は
頭がおかしいと、
確信した。
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小田のメール
「もしかしてだけど
さっきの結婚報告って
僕への
プロポーズなのか?」
・・・・・。
・・・・・・・・・・。
はい?
ホワイ??
小田よ、あなたの頭の中って
一体どうなってます??
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