このブログは私の親友ミキの結婚から

別居に至るまでを書いています。

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隣の芝生①最新のあらすじ。

 

しかし現在は記事がリアルに追いついたため

最近あった隣の芝生話をパート2として書いています。

↓ ↓ ↓

隣の芝生②最新のあらすじ。

 

※登場人物の職業や年齢、名前、私との関係性は、

身バレ防止のため実際とは異なる部分も多いですが

本人の了承を得て書いています。

 

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敬太の心配性は

昔からだった。


 

父親のような、兄のような、

武田さんにとっては

そんな存在。

 

 

時々、敬太の方にも

彼女が出来ることもあったが、

敬太の彼女はいつもよく出来た人で

むしろどうして別れたんだろうと

思うような相手ばかりだった。

 

 

武田さん

「心配かけてごめん…

 

 小田さんにはもう

 振り回されたくないから…

 だから大丈夫だって言いたい…」

 

 

敬太

「でもさ、同じ会社にい続けるって

 やっぱりどこかで

 小田と縁が切れるのを

 避けてるんじゃないか?

 

 もう無理に

 その会社でがんばらなくても

 同じ職種の会社なら

 たくさんあるだろう。」

 

 

武田さん

「いやいや…


 私が仕事を辞めないのは

 それは現実的に

 妊婦を雇ってくれるところなんか

 絶対にないからよ。」

 


それもそうだ。


妊婦の就職活動は、

わたしの身近でも

聞いたことがない。



 

敬太

「だけど本気で探せば

 雇ってくれるところは

 きっとあるだろう?」

 

 

敬太が珍しく

現実味のないことを言う。



どうして?


 

いつもは

夢みがちだった武田さんの発言を

正してくれるのは

敬太の方なのに。


 

 

武田さん

「敬太、どうしたの?

 

 あるわけないじゃん。

 

 あと数ヶ月で

 いきなり産休に入るような女性を

 雇ってくれるところなんて…

 

 私だってそのくらい

 ちゃんとわかってるから。


 だからこれは

 小田さんの問題じゃないよ。


 わたし、働かないと。」

 

 


敬太

「だからあるって!!」

 


敬太は必死になっていた。

 


武田さん

「いやいや、


 だったらどこよ!?」

 

 




敬太

「……だから…

 




 

 俺だよ!!

 

 

 


武田さん

「…え?」

 

 

 

武田さんはこの時、

大袈裟ではなく

 

妊娠がわかった時よりも

大きな衝撃を受けたらしかった。

 

 

 

 

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外はこんなに暑いので

脂肪も溶けてくれませんかねぇ。