このブログは私の親友ミキの結婚から

別居に至るまでを書いています。

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隣の芝生①最新のあらすじ。

 

しかし現在は記事がリアルに追いついたため

最近あった隣の芝生話をパート2として書いています。

↓ ↓ ↓

隣の芝生②最新のあらすじ。

 

※登場人物の職業や年齢、名前、私との関係性は、

身バレ防止のため実際とは異なる部分も多いですが

本人の了承を得て書いています。

 

※尚、ここ最近の会話は

 直接聞いたものではなく、又聞きになります。

 

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武田さん

「部長、決めました。

 

 これから私が

 どうしてゆくか。

 

 

 

 私、母親になります。

 

   赤ちゃんを産みます。

 

 

 

 

武田さんの言葉には

一点の迷いもなかった。

 

 

 

 

部長

「そうか。」

 

 

 

 

武田さん

「はい…」

 

 

 

真顔の部長の真意が

 

すぐにはわからなかった。

 

 

 

部長

「そう決めた理由を

 

 話してもらえるかな。」

 

 

 

武田さん

「はい…」

 

 

 

武田さんは

ゆっくりと話し始めた。

 

 

 

武田さん

「理由というか…

 決意…みたいになるのですが、

 

 

 多分最初から私に

 

 

 産むという

 答えは、出ていました。

 

 

 だけど弱い私の心は

 

 世間体や色んなことを考えて

 言い訳ばかりしていました。

 

 

 そんな時、

 ある人に言われました。

 

 

 『我が子を不憫と思うくらいなら

  諦めなさい』

 

 

 

 諦められませんでした。

 

 

 

 だから考えました。

 

 

 当たり前ですが今後

 小田さんには頼りません。

 

 言いません。

 

 

 色んな意見があるとは思いますが

 全部受け止めます。

 

 まだ親にも話していませんが

 きちんと話します。

 

 

 私が、守りたいんです。

 

 

 不憫な子になんかさせない。

 

 

 私が強くなりたいんです。」

 

 

 

部長は、しっかりと一度

 

うん

 

と頷いた。

 

 

 

部長

「それは、

 

 

 おめでとう。」

 

 

 

部長の心からの言葉だった。

 

 

 

武田さん

「え…

 

 

 

部長

「お母さんになるんだな。

 

 

 おめでとう。

 

 

 

 わたしは多分、

 武田さんならそうすると

 思っていたよ。

 

 

 武田さんの人生だよ。

 武田さんが決めたんだろう?

 

 自分のために。

 子供のために。

 

 

 それなら堂々と

 生きていくだけだ。」

 

 

 

武田さん

「おめでとうなんて…

 

 

 私…私…

 

 

 ありがとうございます…」

 

 

 

武田さんは

涙が止まらなかった。

 

 

 

 

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