このブログは私の親友ミキの結婚から

別居に至るまでを書いています。

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隣の芝生①最新のあらすじ。

 

しかし現在は記事がリアルに追いついたため

ミキの話題の進捗がない日は

最近あった隣の芝生話を書いています。

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隣の芝生②のあらすじ。

 

※登場人物の職業や年齢、名前、私との関係性は、

身バレ防止のため実際とは異なる部分も多いですが

本人の了承を得て書いています。

 

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翌日の正午

 

仕事のことで話があると、

部長は会議室に

小田さんのもう一人の不倫相手である

経理の佐久間さんを呼び出した。

 

 

佐久間さん

「部長、お疲れ様でーす。」

 

 

部長

「あぁ、急に呼び出してすまない。」

 

 

佐久間さん

「いえ、部長のお申し付けなら

 なんなりと!」

 

 

言い方はおかしいが、

佐久間さんは

武田さんや奥さんとは

正反対の性格だった。

 

 

どこがどうとはあえて書かないが。

 

(このブログの読者様なら、

 今後の彼女の話し方やらから

 なんとなく察してくれるはず。

 と思うことにして。)

 

 

部長

「実は今日

 ここにわざわざきてもらったのは

 仕事のことじゃないんだ。」

 

 

佐久間さん

「仕事のことじゃない…

 と言いますと…

 どういうことでしょうか。」

 

 

部長

「では単刀直入に言うよ。

 

 小田くんとは

 どういう関係だ?」

 

 

佐久間さん

「えっ・・」

 

 

ほんの一瞬だけ

彼女の顔がひきつった気がしたが

それは本当に一瞬だけだった。

 

 

佐久間さん

「えーー。部長、

 一体どうしたんですかー?

 

 どういう関係って、

 どういう意味ですかーー。」

 

 

小さい体を揺らして、

ケタケタと笑ってみせる佐久間さん。

 

その向かい側で、

一瞬も顔色を変えない部長。

 

 

 

部長

「質問そのままだが

 意味がわから無いなら、

 少し質問を変えるよ。

 

 奥さんのいる小田くんと

 どういう関係だ?

 

 ちなみに君たちの関係は

 奥さんも知っているぞ。」

 

 

 

佐久間さん

「えっ。」

 

 

流石にこの言葉で

佐久間さんの顔は青ざめた。

 

 

 

佐久間さん

「どうして奥さんが…」

 

 

部長

「どうしてとか

 そういう問題じゃないだろう。

 

 つまり君たちは

 付き合ってるんだな?」

 

 

佐久間さんは、

俯いたまま

頷くことも、否定もしなかった。

 

 

 

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