このブログは私の親友ミキの結婚から
別居に至るまでを書いています。
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しかし現在は記事がリアルに追いついたため
ミキの話題の進捗がない日は
最近あった隣の芝生話を書いています。
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※登場人物の職業や年齢、名前、私との関係性は、
身バレ防止のため実際とは異なる部分も多いですが
本人の了承を得て書いています。
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(奥さんに償いたい)
そう言った小田さんのLINE。
まだ返信していないのは
武田さんの意図や思いが
あるのだろうか。
デリカシーがないようにも見える
小田さんのこの言葉のチョイスが
思うままに生きてきた
身勝手な人柄を表しているが
同時に私は
今の武田さんには
このくらいのセリフが
必要な気もしていた。
ただ、小田さんのLINEは
ここで終わりではなかった。
一旦小田さんのラリーで
終わっていたはずのメッセージだが
この後
小田さんのLINE
『だけど武田さんのことも
心配だから
今は武田さんの傍に
いてあげたいっていう
気持ちもあるんだ。』
あぁ。
ああっ、もうっ!!
イライラするっ。
やっぱりこの手の男は
ろくでなしだ。
奥さんに償いたいから
君とはさようなら。
とは、はっきり言えない小田。
言わない小田。
武田さんはその後も
小田さんには返事をしなかった。
その代わり、
私に電話をかけてきた。
武田さん
「パンダさん…。
このLINE、どう思いますか…」
私
「まぁ、最低ですね。
奥さんに償いたいのに、
武田さんの傍にいたいなんて、
矛盾しかないです。
まずこんなLINEをしてくる時点で
小田さんはすでに
奥さんを裏切っていますよね。
武田さんは、
小田さんが既婚者と知った今
これ以上関わると
訴えられる可能性だってあるんですよ。」
私は、武田さんにも怒っていた。
その気持ちをどうやら
抑え切れず
少し突っかかるようなものの言い方を
してしまったかもしれない。
武田さん
「そう・・ですよね。」
電話越しに、
はっきりと落ち込んだ様子が伝わり
私は一旦深呼吸した。
抑えろ。
抑えろ私。
私
「男女の好きとか嫌いとかは
綺麗事ではどうにもならないってこと
私もそれなりにわかるつもりです。
だから私が何を言っても
武田さんが思うままに進むなら
私はもう何も言えませんし
これ以上何も出来ません。
ただやっぱり言います。
小田さんはクズです。
出来ることなら武田さんには
彼を突き放せる
強さを持って欲しいです。
彼と同じ次元で生きるような
そんな女にならないで欲しいです。」
あぁ。言ってしまった。
全然
抑えられなかった。
武田さんはまた、泣いていた。
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