このブログは私の親友ミキの結婚から

別居に至るまでを書いています。

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隣の芝生①最新のあらすじ。

 

しかし現在は記事がリアルに追いついたため

ミキの話題の進捗がない日は

最近あった隣の芝生話を書いています。

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隣の芝生②のあらすじ。

 

※登場人物の職業や年齢、名前、私との関係性は、

身バレ防止のため実際とは異なる部分も多いですが

本人の了承を得て書いています。

 

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顔を合わせてから30分。

 

時々奥さんからの質問に答えながら

間延びしているのを感じつつ

武田さんはなかなか本題を

切り出せずにいたが

 

ここで思わぬことが起こった。

 

 

どこからか、

携帯のバイブ音が聞こえた。

 

3人が、あれ?という顔をして

それぞれが自分の携帯を見る。

 

 

小田さんの妻

「すみません、今

 小田から電話がかかってきています。」

 

 

部長

「出てみてはどうでしょうか。」

 

 

部長が間をあけずに伝えた。

 

 

小田さんの妻

「もしもし。」

 

一度頷いて、奥さんはすぐに

電話に出た。

 

 

小田さんの妻

「うん、あぁ今ちょっと用事があって

 外に出てるの。

 うん、わかった。

 また後で連絡するから。」

 

小田さんの奥さんは

すぐに電話を切って

そして部長と武田さんに言った。

 

 

小田さんの妻

「ここに来るように

 言えばよかったですかね…

 家に帰って私から何か聞いたところで

 本当のことを言うかどうか…

 

 武田さんは、

 どうされたいですか?」

 

 

武田さん

「…そうですね…

 ここに来ていただいても

 いいのかもしれません…

 

 私は…

 

 私も、

 どうしたらいいのかわからないんです。

 

 

 奥様、申しわけございません。

 

 本当に、申しわけございません。

 

 

 私…先週わかったんですが…

 

 小田さんの子を、

 

 妊娠しています……」

 

 

 

武田さんが振り絞るようにそう言うと

これまで穏やかで

冷静だった奥さんの顔が

初めてサーーと青くなった。

 

 

 

 

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