確かに、機能不全ではあったけど
「誰が悪い」ってことじゃないのよね
というお話。
母は、10キロほど体重が落ちて
そこで、やっと大きな病院に行ったのです。
その時は、なす術がない状態。
そして、もしかしたら、父は、痩せ細っていく
母の様子を「認識できていなかった」のかも
と、思うことがありました。
少し前に、バリキャリのブロガーさんが
リコンしてしまったとココに書いたんですが
その前までは、ご主人がお水を飲んで
「7キロも痩せた」なんて記事を書いたりの
常にラブラブな日常でした。
(ブロ友でもなんでもないのにネタにしてすみません)
でも、その時も思ったんです。
まるで本人から聞くまで気が付かなかった
みたいな書き方だなぁと。
で、後から聞いたようですが
なぜ痩せたかというと「適応障害」で
会社で診断が降りたというのです。
理由は、自分の口の悪さだとなじられて
それが追い出される理由だと受け止められず
彼女も病んでしまいそう。
しばらく2人は離れて暮らし
ご主人が治った頃に改めて会い
「冷静に話し合いができてよかった」
前進します、とずっと経緯を書き続けている
のですが、今でも、リコンを突きつけられた
「理由がわからない」と落ち込むようです。
読んでるコチラとしては
ちゃんと話してくれてよかったね
理由がわかってよかったね
と思ったりしたのですが、当事者は
そうはいかないもんなのかなと
ただ見守っていました。
その後も、再就職をしたり
新しい環境で落ち着いた日々を過ごしつつ
上手くいかないことなどもしんみりと
自身を内観する記事を書きながら
ある日、こんな告白をしていました。
「多分、自分はADHDなんだろうな」
ただ仕事に触れる話の「ついで」として
小文字で添えられていたのを見た時
(元)ご主人が7キロ痩せたのを
気が付かなかったんだろうと
あの時の記事を思い出したんです。
ADHDは、だいたいみんな知ってますよね?
有名人が公開していたりするし、
「とっとちゃん」こと黒柳徹子さんが有名で
ウィル・スミスさんもニュースになったし
アインシュタインもそうだったとか。
「多動」と言われ、落ち着きがなく
常に興味の対象が移り変わっちゃう。
彼女も、自分は「早口だ」と書いていて
そうか、だから世界を飛び回るバリキャリで
底なしのエネルギーはこれなのね
と納得したり。(間違ってないよね?)
この話はどこに行くのよ?
長いので、先に要点を書いてしまうと
私の父は、絶対「ASD」だと思います。
自閉スペクトラム症と言われ、たいてい
「ADHD」と一緒に書かれているんです。
ちなみに、ASDを公開しているのは
イチロー、イーロン・マスク
スティーブ・ジョブズ、米津玄師
などなど、凄い人ばっかじゃんと言いそう
になるけど、いっぱいいるってことよ。
私は、アダルトチルドレンだし
hspでエンパスだよと色々と調べていくと
「生きづらさ」という同じカテゴリーで
両方の情報が出てきます。
精神科医とか、カウンセラーの投稿です。
結構詳しくなっちゃった🫢
両方合わせると「人口の2割くらい」
はそうなんだとか。
男性の方が多いらしいから
まさか、彼女(バリキャリブロガーさん)が
そうだとは思わなかったです。
これらは「発達障害」と言われるので
お子さんが、学校の先生にそう言われて
「ウチの子は絶対に違う!名誉にかけて!」
という投稿をしている人を見たことがあるし
そういう反応をしてしまうのもわかるので
議論には参加しませんと先に書いておきます🙇♀️
ただの、私のおとーさんの話だからね?
で、ADHDとは少し違って
「こだわりが強い」
「白黒思考」
「完璧主義」
そして、人に「共感出来ない」んだそう。
共感できないっていうのは、自分のルール
つまり「自分の」こだわりが大切だから
自分のルールから外れている人が許せない
ってことじゃない?だから、「正義感が強い」
と見られることもあるみたいです。
正直、父はあまり家にいなかったので
どういう人なのか分からなかったのですが
「貴方は人の気持ちがわからない人!」
と、喧嘩のたびに母が言っていたのを
覚えています。
確かにそうだというエピソードも🤯
(超絶「アスペ」ですよ。今度書きます。)
でも、それは性格が悪いからじゃないし
うっかりとか、気が利かないってことではなく
脳の働きが違うんだそうですよ。
ASDは「自分の」こだわりが大切。
ADHDは「自分の」興味の対象に常に夢中。
つまり、自分のことでフル可動してるだけで
悪気が全くないのです。
だから、身近な人が激痩せしても気付かない
あの頃父は、おかーさんのために
家を建て替えるのに夢中でした。
父は建築士で、元の家が広すぎたのと
外階段を登った2階が居住スペースで
出入りが大変だったのです。
だから、敷地を半分にして、一階で暮らせる
断熱のバッチリ効いたお家を建てました。
(それでもウチより庭が広く、家も広いって言うw)
その家が完成するとほぼ同時に
余命宣告を受けた母。。。
新しい家で暮らすこともありませんでした。
でも、モルヒネで朦朧としつつ
「おとーさん、おとーさん」と言って
いたので、夫婦を全うしたんだよね。
結局、障害のある無しは関係なかった。
そう思います。