披露宴には宴を仕切るキャプテンが一人必ず入ります。
そのキャプテンの指示によって披露宴が進められています。
司会者が進行を仕切っていると思っている人も多いようですが。
違うんですよ。
ある一人のキャプテンから
「色んな司会者さんが入られるけど名倉さんが司会だと一番わかりやすくてやりやすいです」
と言って下さる方があります。
又、別の式場でその日の席に入られたキャプテンより
「○○キャプテンが言ってたけど名倉さんが司会だとすごくやりやすいって言ってました。
今日一緒にやってみて言ってた事が良く分かりました。やりやすかったです」
直接そんな言葉を頂くと、本当に仕事冥利に尽きます。
やっててよかったな。って。
お客様に喜んで頂く事は当たり前ですが、私は会場の人に好かれる事をとても大切な事と思っています。
相手が動きやすいように話す。
相手が何を伝えようとしているか感じ取る。
全体の動きをよく見る。
そんな事を心がけて司会をしてきました。
これは日常でも同じ事だよなと思います。
相手の為と思って話す話し方ですが、
相手が分かりやすければ自分にとってもやりやすく事が進められるのです。
自分だけが無事終わればいい。
自分だけめんどくさい事から逃れられればいい。
ではないんですね。
結局は相手の為と思ってした事は自分の為でもあったのです。
頂けた言葉は次への仕事への活力なりました。
そういう言葉を言えるキャプテンの優しさは人柄の良さなのですね。
嬉しかったです。
