『Populaire』 (2012)

『Populaire』
邦題: タイピスト！

2012: フランス

監督: Régis Roinsard

★★★☆☆

 

 

 

Spring, 1958: 21-year-old Rose Pamphyle lives with her grouchy widower father who runs the village store. Engaged to the son of the local mechanic, she seems destined for the quiet, drudgery-filled life of a housewife. But that's not the life Rose longs for. When she travels to Lisieux in Normandy, where charismatic insurance agency boss Louis Echard is advertising for a secretary, the ensuing interview is a disaster. But Rose reveals a special gift - she can type at extraordinary speed. Unwittingly, the young woman awakens the dormant sports fan in Louis. If she wants the job she'll have to compete in a speed typing competition. Whatever sacrifices Rose must make to reach the top, Louis declares himself her trainer. He'll turn her into the fastest girl not only in the country, but in the world! But a love of sport doesn't always mix well with love itself. -- (C) Weinstein

 

 

解説
1950年代フランスを舞台に、タイプの早打ち以外には取りえのないヒロインが、タイプ早打ち世界大会優勝を目指して奮闘するラブコメディー。監督は、本作で初めて長編作のメガホンを取る新鋭レジス・ロワンサル。主演は『譜めくりの女』のデボラ・フランソワと、『ロシアン・ドールズ』のロマン・デュリス。ファッションなど1950年代当時のテイスト満載の映像美や、競技さながらの激戦が展開するタイプ早打ちシーンに目を奪われる。

あらすじ
女性にとって大人気の職業が秘書で、さらにタイプライター早打ち大会に勝つことが最高のステータスだった1950年代のフランス。田舎出身のローズ（デボラ・フランソワ）は保険会社の秘書に採用されるが、ぶきっちょで失敗してばかり。そんな彼女の唯一の才能であるタイプ早打ちに目を付けた上司ルイ（ロマン・デュリス）は、二人で協力し、タイプ早打ち世界大会に出ないかと提案する。

↓詳しくはこちらから
http://movies.yahoo.co.jp/movie/%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%94%E3%82%B9%E3%83%88%EF%BC%81/345931/

Neverまとめ
http://matome.naver.jp/odai/2137687547537662301

 

 

まぃまぃコメント
 
フランスのラブコメ映画です♡

50年代のフランスが舞台ということで、とてもレトロでロマンチック。

そしてファッションも可愛くて見どころです

田舎出身のおっちょこちょいで、でも負けず嫌いな主人公のローズがとにかく一生懸命で可愛くて、しかも時折、あのオードリーヘッブバーンに見えました

そして、上司役のルイがまたいいんだわ！

初めはSでツンデレなちょっと鼻につく上司で、ローズを勝たせるためにあれやこれや作戦を考えるのに必死で、ローズの恋心を無視するんだけど、時折見せるローズへの優しさとか、素直で可愛らしい部分もありで憎めないキャラなんだよね~。

私的に私の大好きな韓国ドラマ『私の名前はキムサムスン』のヒョンビン演じる御曹司をちょっと彷彿とさせる感じだったよ（笑）

お互いの気持ちに気づきながら、でもタイピングの大会を通して次から次へと恋の弊害が邪魔をして、なかなかうまくいかないんだけど、最後はもちろんハッピーエンド

フランス映画にはまりつつあります

『ENEMY』 (2014)

『ENEMY』
邦題: 複製された男

2014: アメリカ

監督: Denis Villeneuve

★★★☆☆

 

 


Academy Award Nominee Jake Gyllenhaal reteams with his PRISONERS director, Academy Award Nominee Denis Villeneuve, in this sexy and hypnotically surreal psychological thriller that breathes new life into the doppleganger tradition. Adam Bell (Gyllenhaal) is a glum, disheveled history professor, who seems disinterested even in his beautiful girlfriend, Mary (Laurent). Watching a movie on the recommendation of a colleague, Adam spots his double, a bit-part actor named Anthony Clair, and decides to track him down. The identical men meet and their lives become bizarrely and irrevocably intertwined. Gyllenhaal is transfixing as both Adam and Anthony, provoking empathy as well as disapproval while embodying two distinct personas. With masterfully controlled attention to detail, Villeneuve takes us on an enigmatic and gripping journey through a world that is both familiar and strange - and hard to shake off long after its final, unnerving image. ENEMY, adapted from Nobel Prize-winning author José Saramago's 2004 novel The Double, is about the power of the subconscious. In the end, only one man can survive. (c) A24 Films

 


 

解説
ノーベル文学賞作家でポルトガル出身のジョゼ・サラマーゴの小説を実写化したミステリー。至って普通の日々を送ってきた教師が、ある映画に自分と酷似した男が出ているのを見つけたことから思わぬ運命をたどっていく。メガホンを取るのは、『灼熱の魂』『プリズナーズ』などのドゥニ・ヴィルヌーヴ。キャストには『ブロークバック・マウンテン』などのジェイク・ギレンホール、『マイ・ファミリー/遠い絆』などのメラニー・ロランら実力派が集う。全編を貫く不穏なムード、幻惑的な物語、緻密な映像が混然一体となった世界観に引きずり込まれる。

あらすじ
何も刺激のない日々に空虚なものを感じている、大学で歴史を教えているアダム・ベル（ジェイク・ギレンホール）。ある日、何げなく映画のDVDを観ていた彼は、劇中に出てくる俳優が自分自身とうり二つであることに驚く。彼がアンソニー・クレア（ジェイク・ギレンホール）という名だと知ったアダムは、さまざまな手を尽くして彼との面会を果たす。顔の作りのみならず、ひげの生やし方や胸にある傷痕までもが同じであることに戦慄（せんりつ）する。

↓詳しくはこちらより
http://movies.yahoo.co.jp/movie/%E8%A4%87%E8%A3%BD%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%9F%E7%94%B7/348793/story/


 

まぃまぃコメント

ジェイク・ギレンホールが二役演じているミステリー映画『ENEMY(複製された男)』。

なんとなく、タイトルからアクション系サスペンスかと思ったんだけど、めちゃめちゃ予想を超えた、静かなミステリー作品でした

結末がぶっ飛びすぎなのと、一回観ただけじゃ解釈ができない不思議な映画

いくつかの方のレビューを読んでも、皆さんそれぞれの解釈があり、すごく深いというか、余韻が残る作品でした

私も自分の中で色々考えてみて、こういうメッセージだったんじゃないかって感じ取りました。

2、3回は巻き戻して観てしまいました（笑）

 

スカーレット・ヨハンソン主演の『Under the skin (種の捕食) 』ほどの不気味さ、不可解さ、カルトさ？はないけれども、系統的にはなんか少し似ている気がします

なんか観終わった後も、放心状態というか、えぇ～！？どういうこと？？とスッキリしないままで、あれこれ想像を掻き立てられるんです。

ジェイク・ギレンホールは結構好きな俳優さんで、作品は『October Sky (遠い空の向こうに) 』、『Proof (プルーフ・オブ・マイ・ライフ) 』、『Brokeback Mountain (ブロークバック・マウンテン) 」』『Zodiac (ゾディアック) 』、『Love and Other Drugs (ラブ&ドラッグ)』など観ました。

ミステリアスで、ちょっと冴えない役どころを演じるのが上手いかな

『ENGLISH VINGLISH』 (2012)

『ENGLISH VINGLISH』
邦題：マダム・イン・ニューヨーク

2012年  インド

監督：Gauri Shinde

★★★★☆

 

 

解説　

英語ができず苦悩する主婦が一念発起して英会話学校に通い、コンプレックスを克服し生きがいを見いだしていく女性賛歌。英会話という小さなきっかけを通して人生の喜びを発見するヒロインの日々を、アクションやミュージカルといったこれまでのインド映画とは異なる語り口で描く。本作で長編デビューを飾る新鋭女性監督ガウリ・シンデーがメガホンを取り、数多くの出演作があるインドの女優シュリーデヴィが主演。 

 あらすじ

ビジネスマンの夫、2人の子供のために日々家事をこなす専業主婦シャシ（シュリーデヴィ）は、家族の中で唯一英語ができないことが悩みだった。ある日親戚の結婚式の手伝いを頼まれ単身渡米するも、英語が話せないためつらい思いをする。そんな時「4週間で英語が話せる」という英会話学校の広告を見つけた彼女は、身内に黙って学校に通い始めるが……。 

↓詳しくは下記より
http://movies.yahoo.co.jp/movie/%E3%83%9E%E3%83%80%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%A8%E3%83%BC%E3%82%AF/348781/story/

 
 
 
 まぃまぃコメント
英語ができないことがコンプレックスで思い悩んでいるインド人の専業主婦のシャシが主人公。英語恐怖症である彼女が、’異国の地で英語を学ぶ’ということを通して成長するシンデレラストーリーになっているよ
 
2児の母のシャシですが、英語ができないことで子供に嫌味を言われたり、夫には家政婦扱いをされる毎日で、自信や自分の存在価値を見失っている女性でした。そんな自信喪失中のシャシに英語圏であるニューヨークに行くという話が飛び込んできます。しかも姪の結婚式の準備のために家族より一足先に単身渡米するように言われ、何とも心細い旅が始まります。そんな時、ひょんなところからこっそりと語学学校に通うことを決断し、徐々に英語恐怖症を克服していくシャシ。それが彼女の人生に希望の光が差し、家族の絆も復活する...そんな素敵なストーリーになっています♪
 
英語が苦手という人や、英語をこれから上達したい人、英語を今勉強している人にもお勧めの映画です
空港の入国審査で’滞在の目的’を英語で言う練習をひたすらしたり、カフェでコーヒーとサンドイッチをオーダーするだけで大惨事になってしまったり....
シャシの戸惑いはすっごく共感できて、異国の地で頑張るシャシを思わず応援してしまいます
初めての留学や海外外旅行で言葉の壁にぶつかって凹んだり傷ついたり、ということは誰もが一度が経験したのではないでしょうか！？
 
 
ちょっとほろ苦いラブロマンスがあったり、ボリウッド映画の真骨頂のインドダンスが随所に見られたり、インド人のシャシの鮮やかなサリー姿とＮＹの街のコントラストだったり、語学学校の愉快なクラスメイトと先生とのやり取りだったりが、どれも見どころとなっています
最後のシャシの英語のスピーチは静かな感動を呼びます
ぜひぜひご覧あれ～

『Begin Again』 (2013)

『Begin Again』
邦題：はじまりのうた

2013年  アメリカ

監督：John Carney

★★★★☆

解説

音楽がつなぐ予想外の出会いと運命を描いた物語。キーラ・ナイトレイが失意のヒロインに扮しギターを片手にその歌声を初披露するほか、人気バンド・マルーン5のボーカリスト、アダム・レヴィーンがヒロインの恋人役として映画デビューを果たす。監督はアカデミー賞歌曲賞に輝いた『once ダブリンの街角で』のジョン・カーニー。

あらすじ
ニューヨーク。シンガーソングライターのグレタ(キーラ・ナイトレイ)は、同じミュージシャンの恋人デイブ(アダム・レヴィーン)に裏切られ、失意のままライブハウスで歌っていた。そこに偶然居合わせた落ちこぼれの音楽プロデューサー、ダン(マーク・ラファロ)はグレタの才能に惚れ、彼女にデビューの話を持ちかける。ところが、その録音はニューヨークの街角で行うという。セントラルパークやチャイナタウン、橋の下、路地裏、ビルの屋上、地下鉄のホームなど、グレタのゲリラレコーディングは続いていくが、この無謀な企画が小さな奇跡を起こし始める。やがてアルバムが完成したその日、誰も予想できなかった最高のはじまりが待っていた……。

Movie Walker
http://movie.walkerplus.com/mv56684/

MOVIE INFO

The latest film from writer-director John Carney (ONCE), BEGIN AGAIN is a soul-stirring comedy about what happens when lost souls meet and make beautiful music together. Gretta (Keira Knightley) and her long-time boyfriend Dave (Adam Levine) are college sweethearts and songwriting partners who decamp for New York when he lands a deal with a major label. But the trappings of his new-found fame soon tempt Dave to stray, and a reeling, lovelorn Gretta is left on her own. Her world takes a turn for the better when Dan (Mark Ruffalo), a disgraced record-label exec, stumbles upon her performing on an East Village stage and is immediately captivated by her raw talent. From this chance encounter emerges an enchanting portrait of a mutually transformative collaboration, set to the soundtrack of a summer in New York City. BEGIN AGAIN is produced and financed by Exclusive Media and produced by Anthony Bregman, Tobin Armbrust and Judd Apatow. (C) Weinstein

まぃまぃコメント

イギリスのトップ女優、キーラ・ナイトレイがなんと実際に劇中で歌を歌っているのが一番の見どころ

とにかく彼女の声が可愛いの～～。癒される♪

元々彼女は好きな女優さんの中の一人だけど、これでもっと好きになっちゃった

笑顔といい本当にキュート～

そして、これまたびっくりなのが、あのMaroon5のアダムが演技してるということ

しかも全然演技に違和感なかったし、いい感じでした。ムクムクの髭づらにはびっくりだったけどね～（笑）

映画の中でもアダムの歌声を聴けるなんてサイコでしたー♪

キーラ・ナイトレイが歌う優しいノスタルジックな歌声と、アダムの歌う力強いポップスな歌声が対照的なんだけど、それぞれに味があって、それが映画の世界観を作り出していて素敵でした

マーク・ラファロ演じるダンというキャラも味があってよかったな～。

どこか擦れた、だけど本当は情熱的で懐が深い....そんな感じをうまく演じてましたね

ヨーロッパが舞台になっているだけあって、はやりオシャレな感じの映像なんだけど、何よりもキーラ・ライトレイのファッションがオシャレで可愛かったよぉ

ワンピースをサラリと着こなしたり、ジーンズなどのシンプルなファッションとか。

ストーリーは、初めは恋愛映画なのかな～と思っていたけど、フォーカスされているのは男女の人生再生・再出発のドラマであるということ。

仕事を干され、家族からも見放された酒びたりの音楽プロデュ―サーと、彼に浮気をされ傷心の心がソングライターの卵の2人が、ひょんなことから出会って一緒に音楽を作っていく中で、自分の存在価値や新たな目標を見出し、人生を再生していくというハートフルなお話。

サウンドトラックがものすごーい素敵なので、ぜひぜひチェックしてみて下さいね

『The Other Woman』 (2014)

『The Other Woman』

2014年  アメリカ

監督：Nick Cassavetes

★★★★☆

 

 

 

ストーリー

キャメロン・ディアス演じるNYで弁護士としてバリバリ働くキャリアウーマンのCarlyは 、リッチでハンサム、そしてロマンチックなMarkと将来のことも視野に入れて、お付き合いをするようになる。そんなある日、彼をちょっと驚かせてやろうとセクシーなコスチュームを身に纏った作業員に扮して、彼の自宅に行くと、、なんとMarkの妻だと名乗るKateという女性が玄関から姿を現したのです！！

 

翌日、ショックに打ち拉がれるCarlyのもとに、旦那の浮気に絶望してクレイジーになってしまったKateが訪ねてきて、女の戦いが幕を開けるのか、、と思われた矢崎、手におえないくらいに崩壊寸前なKateがほっとけなくなった姉御肌のCarlyは、徐々にKateを受け入れ始め、いつしか仲良くなっていく2人。実に奇妙な友情が始まるのですが、そんな2人は実はMarkには他にも彼女が居ることを突き止めると…
 
 

もう一人の彼女は 若くてキュートでナイスボディーなAmberでした。CarlyとKateは、Amberも仲間に取り込むことに成功。しかもMarkには女性関係の罪だけでなく、詐欺を企てていることを知り、結果的に3人で彼に復讐を企むことになる、、、というお話です。
 
 

 

Movie Info
After discovering her boyfriend is married, a woman (Cameron Diaz) tries to get her ruined life back on track. But when she accidentally meets the wife he's been cheating on (Leslie Mann), she realizes they have much in common, and her sworn enemy becomes her greatest friend. When yet another affair is discovered (Kate Upton), all three women team up to plot mutual revenge on their cheating, lying, three-timing SOB. (c) Sony

 

まぃまぃコメント

もーーー久々に大爆笑してしまった完全なる女子向けのコメディです

男性は見ない方がよいかも！？

でも浮気防止の為に女の恐ろしさを知らしめるには良いかもですね～（笑）

それにしても、ここまで女垂らしな野郎であるMark。。。早く地獄に落ちろーーと心の中で叫んでいたけど、それ以上に期待を裏切らないエンディングで痛快

コメディの女王であるキャメロンの貫禄にも脱帽ですが、何といってもKate役を演じるLeslie Mannの体当たり演技が本当に可笑しくて良かった



とにかくね、クレイジーなのよっ！！！

でも時折可愛らしくて、ツボっっっ

キャメロンのオフィスでの暴れ具合とか、ストーカーちっくに付きまとってくるとことか（笑）

とにかく面白くてサイコーー♪

『BRIDESMAIDS』に引け劣らぬ、ちょっとばかりお下品な、そして爆笑必至のコメディーになってます

始まりは最悪だったけど、ひょんなことから芽生えた3人の女子の友情も見どころで、とってもホッコリしますよ



 

ファッションや、インテリアもスタイリッシュで可愛いいので、映像も楽しめますよん

何も考えずに、お腹の底から笑いたい！って時にぜひ観て下さいね♡

あーー、また観たくなってきたっ（笑）

『THE FAULT IN OUR STARS』 (2014)

 『THE FAULT IN OUR STARS』
邦題：さよならを待つふたりのために

2014年  アメリカ

監督：Josh Boone

★★★★★

 



 解説

ジョン・グリーン原作『The Fault In Our Stars』 の映画化で、アメリカを初め世界中で大ヒットを記録した切ない難病ものの青春映画。日本では2015年2月に公開されるようなので、一足お先にレビューを書いちゃいます♪


 あらすじ

13歳の頃にstage4の甲状腺の末期癌であることを宣告されて以来、明るい未来はないと塞ぎ込んでいる16歳のヘイゼル・グレイス・ランカスターは母親フラニーの勧めで渋々がん患者の集まりに出ることになった。ヘイゼルは癌のために呼吸することもままならず、携帯型の酸素ボンベを使用しなければならなかった。

その集まりで、ヘイゼルは一人の男の子と出会う。そして、グループ・ミーティングの中で、彼の名前がオーガスタス・ウォルターズだと知った。オーガスタスは友人であるアイザックのサポート役として集まりに参加していた。アイザックは目に腫瘍ができたために、片方の目を摘出していたが、もう片方の目にも腫瘍ができたため、摘出しなければならない状況にあった。

グループ・ミーティングの間中、ガスはヘイゼルをずっと笑顔で見つめ続けた。そしてその席でガスは自身の死について「死んだ後、みんなから忘れ去られることだけが耐えきれない」と告白する。そんなガスを冷たい表情で見ていたヘイゼルは、手を挙げて「特別な人物を除けば、大抵の人たちは忘れ去られていくもの」と意見する。そんな一言で白ける一同のなかガスだけはなぜか嬉しそうにヘイゼルを見つめていた。

そんな普通の子とはちょっと違うヘイゼルが気に入ったオーガスタスはヘイゼルを映画鑑賞しようと自宅に誘った。移動中、2人はがんに関する話をし、ヘイゼルは自分の甲状腺がんが肺に転移したことを明かした。オーガスタスは骨肉腫を患っていたが、足を切断して以降はがんの再発はないといった。

そんな病気で傷を負う二人は好きな小説の話で打ち解け、徐々にお互い特別な存在になっていることに気付くのだが.....!



↓詳しいあらすじが載っています
http://beagle-voyage.com/movie-the-fault-in-our-stars-review-2014.html

Movie info
 Hazel and Gus are two extraordinary teenagers who share an acerbic wit, a disdain for the conventional, and a love that sweeps them - and us - on an unforgettable journey. Their relationship is all the more miraculous, given that they met and fell in love at a cancer support group. THE FAULT IN OUR STARS, based upon the number-one bestselling novel by John Green, explores the funny, thrilling and tragic business of being alive and in love.(C) Fox 

 
 
 
 
 
  まぃまぃコメント

Maiko's favoriteに見事入りました

『切な~いラブロマンス』のカテゴリーに入れようかと思ったのですが、この作品はラブロマンスだけが軸になっているわけではなく、もっと深く心に刺さる映画だったので、Maiko's favoriteにしました♡

何といっても､癌と闘病するヘイゼルを演じた主演のShailene Woodleyちゃんの演技がとても素晴らしかった

このブログで紹介した『The Descendants（ファミリーツリー）』でジョージ・クルーニー演じる父親に反抗する思春期の長女役を演じた時も、なかなか良い女優さんだなぁと感じていましたが、この『The Fault In Our Stars』で一気に、演技は女優としてスターダムに躍り出た感じがします。瞳が美しくて凛としていて、表情だけで人の心を動かす力があると思う

どこか人生に対して客観的で冷めていたヘイゼルが、徐々にオーガスタスに心を許して、病気と戦いながらも恋をしてどんどんと強くなっていく姿にとても心打たれました

 

そしてそして、オーガスタスを演じたAnsel Elgortくんも、負けず劣らずの好演でした 無邪気な笑顔と、オーガスタスのちょっとやんちゃでユーモラスなキャラが一層作品を魅力的にしいていたんだけど、そんなオーガスタスの身にまさかーーーー と最後は、本当に号泣でした。

原作を読んでいなかった私には、本当にまさかの展開でした。画からして弱っているのが明らかなヘイゼルの病状ばかりに注目して心配していたけど、ドラマは思わぬ結末を用意しているんですね。

旅先のアムステルダムで最初で最後のロマンチックな時間を過ごす2人と、アムステルダムの街並みがとても印象的で素敵でした 私も来年必ず訪れると誓いました。

ヘイゼルのお母さん役だった方女優さんも表情だけで演技できるくらい良かったですし、盲目になってしまった友達のアイザック役の子も良い味だしてましたよ♪

すごく切なくて悲しい物語ではあるんだけど、最後は青春映画らしく、ピュアでキラキラしたエンディングだったので、観終わった後は心はとても軽やかにじんわりとした感動に包まれました 

とーってもお勧めです♡

『SIDE EFFECTS』 (2013)

『SIDE EFFECTS』
邦題：サイド・エフェクト

2013年  アメリカ

監督：Steven Soderbergh

★★★★☆

 

 


解説

『トラフィック』などのスティーヴン・ソダーバーグ監督が放つサスペンス。新薬の副作用によって夢遊病となり、夫を殺害してしまった女性と、その悲劇の裏側に隠された真実を、彼女の治療にあたった精神科医が暴こうと奔走するさまを活写。精神科医にジュード・ロウ、事件を引き起こす謎めいたヒロインに『ドラゴン・タトゥーの女』のルーニー・マーラ、そしてキャサリン・ゼタ・ジョーンズ、チャニング・テイタムが結集した。アルフレッド・ヒッチコック監督作品のテイストを感じられる演出にも目を見張る。

あらすじ
金融マンであった夫マーティン（チャニング・テイタム）が違法株取引で逮捕されたのを機に、以前に患ったうつ病を再発させてしまったエミリー（ルーニー・マーラ）は、交通事故や自殺未遂を引き起こすように。診察にあたる精神科医バンクス（ジュード・ロウ）は、かつて彼女を診ていたシーバート博士（キャサリン・ゼタ・ジョーンズ）に相談。エミリーが抱える症状の詳細を聞き出し、彼女の了承も得て抗鬱剤の新薬アブリクサを投与する。症状が快方に向かっていたある日、マーティンがナイフで刺されるという事件が起き……。


↓詳しくはこちらから
http://movies.yahoo.co.jp/movie/%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%A8%E3%83%95%E3%82%A7%E3%82%AF%E3%83%88/346151/story/

  

 
 

Movie Info

SIDE EFFECTS is a provocative thriller about Emily and Martin (Rooney Mara and Channing Tatum), a successful New York couple whose world unravels when a new drug prescribed by Emily's psychiatrist (Jude Law) - intended to treat anxiety - has unexpected side effects. (c) Official FB


 


 
 
まぃまぃコメント

ハラハラなサイコスリラーです！出演はジュード・ロウ、ルーニー・マーラ、キャサリン・ゼタ＝ジョーンズ、チャニング・テイタム。

抗うつ薬を処方された若い女性に襲いかかる副作用からとある事件に発展するんだけど、それには実はカラクリがあり、なかなか先が読めない最後はびっくりなストーリー展開になっているよ。

誰が本当の黒幕なのか分からないところが面白いです♪皆が悪者に見えてくるんだよねぇ

特にルーニー・マーラさんの個性的な演技が光る作品でした♡副作用のせいで狂っていく女性を演じているけど、それでも可愛らしさもあり、演技に吸い込まれてしまいました

ジュード・ロウとキャサリン・ゼタ・ジョーンズ演じる精神科医の静かなる戦いも見どころ！！

『THE NANNY DIARIES』 (2007)

『THE NANNY DIARIES』
邦題：私がクマにキレた理由（わけ）　  

2007年　アメリカ

監督：Robert Pulcini&Shari Springer Berman

★★★★☆

 

 


解説
ベビーシッターの目から見た上流家庭の実態をリアルに描き、アメリカの女性から支持されたベストセラー小説を映画化。監督は『アメリカン・スプレンダー』のシャリ・スプリンガー・バーマンとロバート・プルチーニ。マンハッタンのセレブ一家の子守りとなるヒロインを『マッチポイント』のスカーレット・ヨハンソンが演じる。共演はグラミー賞歌手のアリシア・キーズら。小悪魔女優スカーレットがイメージを一新して演じる、恋に仕事に悪戦苦闘する等身大のヒロイン像に注目だ。

あらすじ
ステキなエリートを夢見るアニー（スカーレット・ヨハンソン）は、ひょんなことからマンハッタンのゴージャスなマダム、ミセスX（ローラ・リニー）に雇われ、彼女の幼い息子の面倒を見るベビーシッターとして働くことに。しかし、自由なニューヨークの生活を夢見ていたアニーは、自分勝手なセレブ一家に24時間振り回されるハメになる。


↓詳細はこちらから
http://movies.yahoo.co.jp/movie/%E7%A7%81%E3%81%8C%E3%82%AF%E3%83%9E%E3%81%AB%E3%82%AD%E3%83%AC%E3%81%9F%E7%90%86%E7%94%B1%EF%BC%88%E3%82%8F%E3%81%91%EF%BC%89/329967/story/

 

Movie Info

Adapted from the best-selling novel, the whimsical, heartwarming comedy The Nanny Diaries concerns Annie Braddock (Scarlett Johansson), a recent college graduate from New Jersey whose nurse mother makes an unsuccessful bid to pressure her into a white-collared business career. Sidetracking this path for more colorful pursuits, Annie accepts a position as nanny and domestic servant for a wealthy couple on the Upper East Side of Manhattan, known only as "The Xs" (Paul Giamatti and a heavily coiffed and accoutred Laura Linney). Annie has her first real taste of servant life when she arrives at the family's residence and promptly sinks into Mrs. X's luxury tub, but is soon shuttled off to her own bare-bones room. Face to face, for the first time in her life, with the vast socioeconomic differences between herself and others, Annie must spend her days catering to Mrs. X's every whim, navigating the emotional land mines set by the domineering Mr. X, and tending to the demands of the couple's mischievous and bratty son, Grayer (Nicholas Art). The situation grows a bit more awkward and sticky when Annie begins to fall for a young man who lives near the Xs, whom she's nicknamed Harvard Hottie (Chris Evans), leading her to seriously reevaluate her career goals and priorities. ~ Nathan Southern, Rovi

 

 

まぃまぃコメント

人生模索中（？）の私や、将来の方向性が定まってないような人にオススメで、元気になれる作品ですちょい生意気な子供相手に奮闘するところとかコメディな部分もありつつ、ヒューマンドラマのようにほろっとすることろもありで面白かったよ

スカーレット・ヨハンソンは比較的ほかの作品中では、美しくて小悪魔・セクシーなイメージが強いけど、この映画の中では等身大の可愛らしい主人公を演じていて、とっても共感できる部分が多いよ。

それから原題と邦題が全く違うのが面白いよね。私は、邦題である私が『クマにキレた理由（わけ）』が可愛らしくて好きですタイトルの所以は映画を見たら謎が解けますよ~！

テーマ通り、お仕事と恋に頑張る女子のバイブル映画だよーん♪

『Ruby Sparks』 (2012)

『Ruby Sparks』
邦題：ルビースパークス

2012年　アメリカ

監督：Jonathan Dayton

★★★☆☆

 

 


 


解説
『リトル・ミス・サンシャイン』の監督、ジョナサン・デイトンとヴァレリー・ファリスがメガホンを取ったロマンチックなラブ・コメディー。スランプの作家と彼が作り上げた理想のキャラクターが、現実の世界で恋をする様子を映し出す。作家を『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』などのポール・ダノが演じ、『恋するベーカリー』のゾーイ・カザンがヒロインを務めるとともに脚本も手掛ける。ファンタジックなストーリーと、ポールとゾーイのキュートな振る舞いに笑みがこぼれる。

あらすじ
天才作家として華々しくデビューしながら、その後、極度のスランプに陥っていたカルヴィン。低迷期をさけるため、理想の女の子’ルビー・スパークス’を主人公にした小説を書き始めた彼の前に、ふいにあらわれたのは現実のルビーだった！タイプライター」を叩いて、思い通りの女の子を作り上げるカルヴィンと、彼の手でますます魅力的になっていくルビー。これ以上ないくらい幸せな日々を過ごす2人だったが、ある日ルビーに異変が起こり――。

詳細はこちらから↓
http://movies.yahoo.co.jp/movie/%E3%83%AB%E3%83%93%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%82%B9/343830/story/

 

 

Movie Info

Calvin (Dano) is a young novelist who achieved phenomenal success early in his career but is now struggling with his writing - as well as his romantic life. Finally, he makes a breakthrough and creates a character named Ruby who inspires him. When Calvin finds Ruby (Kazan), in the flesh, sitting on his couch about a week later, he is completely flabbergasted that his words have turned into a living, breathing person. -- (C) Fox Searchlight


 

まぃまぃコメント

ちょっと風変わりでキュートなラブコメです

ヒロインである「ルビー・スパークス」を 演じたゾーイ・カザンが脚本・製作総指揮を務めたそうで、なんと小説家を演じたポール・ダノとは私生活でも長年のカップルなんだとか！！

ゾーイさんはこの映画の中でキュートで、ファッションもめっちゃ可愛い

それに対して、ポールさん。。ちょっと冴えない（笑）

役柄だからか、、、いや、、元々ハンサムではないかな

人を100％自分の思い通りに動かすことはできないし、人の気持ちを支配することで幸せが得られるなんて大間違い！！カルヴィンのちょっとした欲望から、ルビー・スパークスが徐々にロボット化してしまう滑稽な姿が、心にグサッとささります。

Happy Endな王道ラブコメというよりは、ちょっと切ないほろ苦いストーリーになていて、最後まで夢のようなふわふわ感のある映画です♪

ぜひぜひお試しあれ～

『20 Ans D'écart』 (2013)

『20 ans d'écart』
英語タイトル：It Boy


2013年　フランス

監督：Davis Moreau

★★★☆☆

 

 

20-year-old architecture major Balthazar's (Pierre Niney) is the target of 38-year old fashion magazine editor Alice (Virginie Efira) in this May-September romantic comedy from France. When the attention gives Alice some much needed street cred at the office, she awkwardly embraces her new-found cougar reputation.

Alice is a perfectionist. That’s why her boss (Gilles Cohen), isn’t convinced she’s editor-in-chief material, unlike her more playful colleague (Amelie Glenn). Things look up when Alice locates 19-year-old Balthazar (Pierre Niney), a student who sat next to her on the plane back from Brazil and who found her lost USB drive with plans for the mag. There’s a problem: ever since Alice squeezed him to mush during a bout of heavy turbulence, Balthazar is convinced love is in the air. Add to that a photo that makes it seem they’re getting cozy, and suddenly Alice has the reputation of a man-eater. Vincent suddenly sees a rebellious streak in Alice and her prospects improve. With her eye on that promotion, Alice decides to don a black leather jacket and play along, much to the initial amusement of Balthazar, who can’t believe his luck

http://www.flicks.co.nz/movie/it-boy/

http://www.hollywoodreporter.com/review/film-review-boy-20-ans-428261


 

 

まぃまぃコメント

雑誌の編集者として働く38歳子持ち×バツイチな

キャリアウーマンAliceと20歳の建築科の大学生Balthazarの

かなりの年の差のラブコメディです


 

フランスが舞台だけあって、なんとも可愛らしい雰囲気の映画

囁くような響きのフランス語がまたキュートなんだなぁ。

設定上とっても年の差のある２人ですが

アラフォー役の女優さんが可愛らしすぎるので、

全く違和感のないカップルって感じでしたよ！


ファッション雑誌のエディターとしてバリバリ働くAliceの奮闘も描かれていますが

鬼編集長が出てくるところが、『プラダを着た悪魔』を彷彿とさせました。

やっぱり編集長ってビッチなイメージなんでしょうかね（笑）


いつまでも仕事と恋に一生懸命な女子たちにお勧めな映画です♡

ちなみに英語のタイトルはIt Boyだよん