『THE FAULT IN OUR STARS
邦題:さよならを待つふたりのために

2014年  アメリカアメリカ

監督:Josh Boone

★★★★★

 



アオキラ 解説アオキラ

ジョン・グリーン原作The Fault In Our Stars の映画化で、アメリカを初め世界中で大ヒットを記録した切ない難病ものの青春映画。日本では2015年2月に公開されるようなので、一足お先にレビューを書いちゃいます♪


アオキラ あらすじアオキラ

13歳の頃にstage4の甲状腺の末期癌であることを宣告されて以来、明るい未来はないと塞ぎ込んでいる16歳のヘイゼル・グレイス・ランカスターは母親フラニーの勧めで渋々がん患者の集まりに出ることになった。ヘイゼルは癌のために呼吸することもままならず、携帯型の酸素ボンベを使用しなければならなかった。

その集まりで、ヘイゼルは一人の男の子と出会う。そして、グループ・ミーティングの中で、彼の名前がオーガスタス・ウォルターズだと知った。オーガスタスは友人であるアイザックのサポート役として集まりに参加していた。アイザックは目に腫瘍ができたために、片方の目を摘出していたが、もう片方の目にも腫瘍ができたため、摘出しなければならない状況にあった。

グループ・ミーティングの間中、ガスはヘイゼルをずっと笑顔で見つめ続けた。そしてその席でガスは自身の死について「死んだ後、みんなから忘れ去られることだけが耐えきれない」と告白する。そんなガスを冷たい表情で見ていたヘイゼルは、手を挙げて「特別な人物を除けば、大抵の人たちは忘れ去られていくもの」と意見する。そんな一言で白ける一同のなかガスだけはなぜか嬉しそうにヘイゼルを見つめていた。

そんな普通の子とはちょっと違うヘイゼルが気に入ったオーガスタスはヘイゼルを映画鑑賞しようと自宅に誘った。移動中、2人はがんに関する話をし、ヘイゼルは自分の甲状腺がんが肺に転移したことを明かした。オーガスタスは骨肉腫を患っていたが、足を切断して以降はがんの再発はないといった。

そんな病気で傷を負う二人は好きな小説の話で打ち解け、徐々にお互い特別な存在になっていることに気付くのだが.....!



↓詳しいあらすじが載っています
http://beagle-voyage.com/movie-the-fault-in-our-stars-review-2014.html

Movie info
 Hazel and Gus are two extraordinary teenagers who share an acerbic wit, a disdain for the conventional, and a love that sweeps them - and us - on an unforgettable journey. Their relationship is all the more miraculous, given that they met and fell in love at a cancer support group. THE FAULT IN OUR STARS, based upon the number-one bestselling novel by John Green, explores the funny, thrilling and tragic business of being alive and in love.(C) Fox 

 
 
 
 
 
 アオキラ まぃまぃコメントアオキラ

Maiko's favoriteに見事入りましたキャハハ

『切な~いラブロマンス』のカテゴリーに入れようかと思ったのですが、この作品はラブロマンスだけが軸になっているわけではなく、もっと深く心に刺さる映画だったので、Maiko's favoriteにしました♡

何といっても、癌と闘病するヘイゼルを演じた主演のShailene Woodleyちゃんの演技がとても素晴らしかったきらきら!!

このブログで紹介したThe Descendants(ファミリーツリー)でジョージ・クルーニー演じる父親に反抗する思春期の長女役を演じた時も、なかなか良い女優さんだなぁと感じていましたが、この『The Fault In Our Stars』で一気に、演技は女優としてスターダムに躍り出た感じがします。瞳が美しくて凛としていて、表情だけで人の心を動かす力があると思うハート②

どこか人生に対して客観的で冷めていたヘイゼルが、徐々にオーガスタスに心を許して、病気と戦いながらも恋をしてどんどんと強くなっていく姿にとても心打たれました泣

 

そしてそして、オーガスタスを演じたAnsel Elgortくんも、負けず劣らずの好演でしたLOVE 無邪気な笑顔と、オーガスタスのちょっとやんちゃでユーモラスなキャラが一層作品を魅力的にしいていたんだけど、そんなオーガスタスの身にまさかーーーー!! と最後は、本当に号泣でした。

原作を読んでいなかった私には、本当にまさかの展開でした。画からして弱っているのが明らかなヘイゼルの病状ばかりに注目して心配していたけど、ドラマは思わぬ結末を用意しているんですね。

旅先のアムステルダムで最初で最後のロマンチックな時間を過ごす2人と、アムステルダムの街並みがとても印象的で素敵でしたキラキラ 私も来年必ず訪れると誓いました。

ヘイゼルのお母さん役だった方女優さんも表情だけで演技できるくらい良かったですし、盲目になってしまった友達のアイザック役の子も良い味だしてましたよ♪

すごく切なくて悲しい物語ではあるんだけど、最後は青春映画らしく、ピュアでキラキラしたエンディングだったので、観終わった後は心はとても軽やかにじんわりとした感動に包まれましたWハート 

とーってもお勧めです♡